Wilderness in a Bottle
wilderness: 1 a [the ~] (自然のままの)荒れ地, 荒れ野. b 原野, 原生自然. 2 [C] [通例単数形で] a (荒れ野のような)だだっ広い所 b 〔もの·人の〕ごたごたした集まり 〔of〕c (荒れ野のように)わびしいもの 《状態·場所など》. 3 (庭園内などの)わざと手を加えてない部分.
a bottle: 瓶 《通例口細の液体を入れる容器; ふた付きで取っ手がない》
In wilderness is the preservation of the world.
wilderness: 1 a [the ~] (自然のままの)荒れ地, 荒れ野. b 原野, 原生自然
the preservation: 1 保存, 維持; 保護; 保管 〔of〕:for the ~ of one’s health 健康の保持のために /wildlife ~ 野生生物の保護. 2 保存状態 :be in good [a good state of] ~ 保存状態がよい. 【PRESERVE+-ATION】
the world: 世界
― Henry David Thoreau ―
Henry David Tho·reau: ヘンリー=デイヴィッド=ソーロー(ソローとも)《1817‐62; 米国の思想家·随筆家》
アメリカの思想家。マサチューセッツ州コンコードに生まれ,エマソンの強い影響を受けた。1837年にハーバード大学を卒業後,故郷で教職につくが,当時教育手段として普通に行われていた笞刑に反対してまもなく辞職。40年代にはいってトランセンデンタリストたちの機関誌《ダイアル》などにエッセーを発表し始める。45年夏ウォールデン池のほとりに自分で小屋を建て,以後2年2ヵ月に及ぶひとりぐらしを始める。その動機をソロー自身が主著《ウォールデン》(1854)の中で,〈慎重に生き生活の本質的な事実だけに直面したかったから〉と説明している。彼には世間が生活だと信じているものを生活とは思えず,むしろ高貴なはずの精神が卑しめられている現状が耐えられなかった。森の中で一人〈深遠に生き,生活の髄をすべてしゃぶりつくしてスパルタ人のようにたくましく生き,生活でないものは追い散らし……生活を片隅に追いこんで,ぎりぎりの条件にまで単純化したかった〉。ソローもエマソンと同じように精神の主権を何よりも重んじたが,それを単なる観念に終わらせず,生活の原理として実際に生きてみようとした。この発想にソローの独自性の根源があり,おかげでトランセンデンタリズムそのものを超えて新しい地平に踏みこむことができた。★〈生活の本質的な事実〉だけを生き,それ以外の〈余剰〉はすべて拒むというソローの厳しさは,むろん自分自身の精神にも例外を認めない。たとえ精神でも,その環境になじむと〈知らず知らずのうちに一定の道すじにはまりこみ〉,気楽さと引換えに主権を譲り渡してしまうのである。そこでソローは,ぜひとも世界の中で〈完全に迷子〉になれと言う。踏み慣れた軌道を捨てて,たえず異質な風景をめざせと言う。いっさいの既知から身軽になって,未知の領域にはいりこむことを彼は〈散歩〉と呼ぶが,いつしか住み慣れた森を出たのも,まさにこの〈散歩者〉の精神からである。こういうソローの精神のありかたは,ついに彼を,観念とは無縁なところで悠然と息づいている〈広大で巨大で非人間的な自然〉の前に連れ出すことになる。遺作《メーンの森》(1864)と《ケープ・コッド》(1865)は,晩年のソローの到達点を示す重要な作品である。★いっぽう彼は社会的関心も強烈だった。《ジョン・ブラウン隊長のための弁護》(1859)は,この急進的な奴隷解放論者を熱烈にほめたたえた講演である。またメキシコ戦争に荷担することを拒んで人頭税の支払いに応ぜず,1846年夏に投獄されるが,このときの経験をきっかけに書き上げた論文《市民の抵抗 Civil Disobedience》(1849)は,いわゆる不服従運動の古典として,ガンディーやキング牧師の思想形成に影響を与え,いまもなお読みつがれている。ソローの基本的な姿勢は個人の精神が政府の権力に優先するというものだが,これが自然に対する彼の姿勢と通底していることを見のがしてはならない。
0.
Taro is a high school student {visiting England for the summer}.
Taro: 太郎
a high school student: 高校生
to visit: …を訪問する
England: イングランド
for …: …の間
the summer: 夏
a high school student visiting England for the summer: 夏の間、イングランドを訪問している高校生
Because of his interest in the environment, he visits the Millennium Seed Bank in Sussex .
Because of …: …のせいで、…のために
the interest: 興味、関心
the interest in …: …に対する興味、…に対する関心
the environment: 環境
Because of his interest in the environment: 環境に対する彼の関心のために
⇒環境に対して興味があるので、環境に関して関心を抱いているので
= Because he is interested in the environment
to visit …: …を訪れる、…を訪問する
Millennium: [名] ( (複) ~s, -ni·a)1 [C] 千年間, 千年期. 2 [C] 千年祭. 3 [the ~] 〔キリスト教〕 至福千年, 千年王国 《キリストが再臨してこの世を統治するという神聖な千年間》. 4 [C] (特に, 正義と幸福の行き渡る想像上の)黄金[理想]時代【biennium (2 年間)の類推でラテン語「千年」mille (= thousand) より】
a seed: 種、種子
a bank: 銀行;[通例複合語をなして] 貯蔵所;堤防
the Millennium Seed Bank: 千年種子貯蔵所、ミレニアム種子バンク
Sussex: [名]サセックス州 《イングランド南東部の旧州; 1974 年 East Sussex と West Sussex の 2 州に分かれた》
A guide talks about the project.
a guide: (観光客·博物館·山などの)案内人, ガイド
to talk about …: …について語る
the project: 1 (大規模な)計画, 企画《★[類語] plan》2 (大がかりな)事業, プロジェクト 3 〔教育〕(特定の問題についての詳しい)研究; 研究[学習]課題
1.1
SHow many of you have seen the movie Jurassic Park ?
How many of you have done …?: あなたがたのうちのどのくらい多くが……したことがあるのであろうか?⇒あなたがたのうちで何人が……したことがあるのであろうか?
the movie: (個々の)映画《★主に《米》で用いられる;《英》では主に film, picture が用いられる。
Jurassic: 〔地質〕[形]ジュラ紀[系]の:the ~ period ジュラ紀 《中生代中期の時代》: [名][the ~] ジュラ紀[層].
Jurassic Park: 『ジュラシック・パーク』★スピルバーグが監督した映画。
It is an exciting movie about [what happens when some scientists bring dinosaurs back to life].
It = Jurassic Park
exciting: 興奮させる, はらはらするような, わくわくする
a movie: (個々の)映画
what happens: 何が起こるか(ということ)★名詞節を作り、前置詞aboutの目的語部分となっている。
scientist(s): 科学者(たち)
to bring O: Oをもってくる;Oをもたらす
back: もとへ、戻って、さかのぼって
life: 生命、命、人生、暮らし
to bring O back to life = to revive O: 〈…を〉生き返らせる, よみがえらせる
dinosaur(s): 恐竜
The dinosaurs have been extinct for millions and millions of years, but they are brought back to life by using their DNA.
dinosaur(s): 恐竜
extinct: [形] (比較なし) 1 〈火·希望など〉消えた; 〈火山が〉活動を停止した 2 〈生命·動物など〉死に絶えた, 絶滅した 3 〈家系·爵位など〉断絶した, 消滅した. 4 〈官職など〉すたれた. 【EXTINGUISHの形容詞形; [名] extinction】
have been extinct: (ずっと)絶滅している、(ずっと)絶滅した状態である
millions of years: 何百万年もの間
millions and millions of years: じつに何百万年もの間★millions of years(何百万年もの間)を強調した表現
to bring O back to life = to revive O: 〈…を〉生き返らせる, よみがえらせる
by doing …: …することによって
using <>…を使う
their … = the dinosaurs’ …
DNA: DNA = deoxyribonucleic acid: デオキシリボ核酸★遺伝子の本体と考えられている物質
they are brought back to life by using their DNA
それらはDNAを用いることによってよみがえらせられる。
= the scientists bring them back to life by using their DNA.
(科学者たちは)DNAを用いることによってそれらをよみがえらせた。
受動態のままでは訳しにくいという場合には能動態に書き換えた英文を主語を略して訳出する。
DNA is a molecule with a code {that contains everything {needed to build a living thing}}.
DNA: DNA = deoxyribonucleic acid: デオキシリボ核酸
a molecule: 分子
a code: (体系だった)符号、記号、コード;暗号、信号 ;(ある階級・学校・団体・同業者などの体系のある)規約、規則、規定;慣例;法典★「遺伝暗号」ということばがあるので、「暗号」と訳すのであろう。
to contain O: Oを含む, 包含する
everything: なにもかも、ことごとく、すべて、何でもみな, 何もかもことごとく, 万事
everything needed to build a living thing = everything which is needed to build a living thing
to build …: 作り上げる,建てる, 建造する, 築く, 造る 《通例家・橋・船・道路など大きなものに用いる, 小さいものには ‘make’》; 建設する, 樹立する★目的語がa living thing(生き物)なので、「生み出す」かと思ったが、DNAの働きについての言説なので、「作り上げる」くらいか。
a living thing: 生き物、生物
Some scientists believe [that if you have its DNA, you can make a living thing {that has become extinct}].
scientist(s): 科学者
to believe: 信じる、思う、考える
Some scientists believe that …: 直訳:何人かの科学者たちは…と信じている⇒中には…と考える科学者もいる
its … = a living thing’s …
DNA: DNA = deoxyribonucleic acid: デオキシリボ核酸
to make: …を作る
a living thing: 生き物、生物
~ that …: 主格の関係代名詞で、先行詞はa living thing
to become …: …になる
extinct: adj.〈生命·動物など〉死に絶えた, 絶滅した
has become extinct: 絶滅してしまっている★現在完了の用法の経験・継続・完了・結果のうち、完了の用法。
But up until now, no one has been able to bring an extinct animal back to life.
(up) until now = so far: これまで、ここまで
no one has been …: だれも…していない
to be able to do: …することができる
no one has been able to do: だれも…できたものはいない
to bring O back to life = to revive O: 〈…を〉生き返らせる, よみがえらせる
an extinct animal: 絶滅した動物
Jurassic: 〔地質〕[形]ジュラ紀[系]の:the ~ period ジュラ紀 《中生代中期の時代》: [名][the ~] ジュラ紀[層].
Jurassic Park: 『ジュラシック・パーク』★スピルバーグが監督した映画。
science: 科学
fiction: [U] [集合的に] (文学としての)フィクション, 創作; (特に)小説 (≠nonfiction) 《★[類語] fiction は長編·短編両方の小説; novel は主として長編小説》; [C] 作り話, 作り事, 虚構, 想像
science fiction: [名][U] 空想科学小説, SF《略 SF, sf》
1.2
What would you think if I told you [that living things {that have become extinct} can be brought back to life]?
What would you think if I told …: 仮定法過去で、現在の事実に反する仮定を示す。「もしもわたしが…と言ったならば、あなたは何を考えるのであろうか?」
told <>
living things: 生き物、生物
living things that …: …である生物
to become …: …になる
extinct: adj.〈生命·動物など〉死に絶えた, 絶滅した
has become extinct: 絶滅してしまっている★現在完了の用法の経験・継続・完了・結果のうち、完了の用法。
brought <>
to bring O back to life = to revive O: 〈…を〉生き返らせる, よみがえらせる
living things {that have become extinct} can be brought back to life (by using their DNA).
= (the scientists) can bring living things {that have become extinct} back to life (by using their DNA).
受動態のままでは訳しにくいという場合には能動態に書き換えた英文を主語を略して訳出する。
What if I told you [that this is not science fiction but science fact]?
What if I told you that …
= What would you think if I told you that …
not A but B: AではなくB
science: 科学
fiction: [U] [集合的に] (文学としての)フィクション, 創作; (特に)小説 (≠nonfiction) 《★[類語] fiction は長編·短編両方の小説; novel は主として長編小説》; [C] 作り話, 作り事, 虚構, 想像
science fiction: [名][U] 空想科学小説, SF 《略 SF, sf》
fact: 事実
science fact: 科学上の事実
Would you believe me?
Would: 表現を和らげるためのもので、Willを使うより丁寧。
to believe somebody: 人の言うことを信じる★「…の言うこと」と忘れないように。
1.3
Look at this plant.
to look at …: …を見る
this …: この…
a plant: 1 [C]a (動物に対して)植物 b (樹木に対して小さな)草木 c 苗木.
2 [C]a [しばしば複合語をなして] (製造)工場 《★[類語] factory》b 装置, 機械一式
Would you believe [that this plant was once extinct] and [that it has been brought back to life]?
Would: 表現を和らげるためのもので、Willを使うより丁寧。
to believe that …: …ということを信じる
a plant: 1 [C]a (動物に対して)植物 b (樹木に対して小さな)草木 c 苗木.
once: adv. かつて、一度
extinct: adj.〈生命·動物など〉死に絶えた, 絶滅した
and that …: しかも…だということを★that…はbelieveの目的語
brought <>
to bring O back to life = to revive O: 〈…を〉生き返らせる, よみがえらせる
it has been brought back to life
=(the scientists) has brought it back to life
Well, it is true.
Well: ええっと
true: (事実·現実に合致している意味で)真実の、本当の(≠false)
2.1
In 1922 an English scientist discovered an Egyptian king’s tomb in the Valley of the Kings , where he found some dried peas, as old as the tomb itself.
an English scientist: イングランド人の科学者
to discover: …を発見する
Egyptian …: エジプトの
a king: 王、国王
a tomb: 墓★/tu!Ém/と発音する。語末の-bは発音しない。
an Egyptian king’s tomb: エジプト王の墓
the valley: 谷、谷間
the king(s): 王、国王
…, where he found O: …、そしてそこで彼はOを発見した★非制限用法の関係副詞
found <>見つける、発見する
dried …: 乾燥した…
pea(s): 豌豆(えんどう)
as old as …: …と同じくらい古い
the tomb: 墓
itself: それ自体、それ自身
the Valley of the Kings: 王家の谷★上エジプトの古代都市テーベのナイル川西岸にある新王国時代の王墓地。現地名はビバーン・アルムルーク。リビア砂漠のはずれ,ディール・アルバフリーの断崖のすぐ背後の北へ開くワーディー(涸れ谷)の奥にあり,第18王朝第3代トトメス1世から第20王朝最後の王ラメス11世まで,アマルナに王墓を造営したイクナートンを除き,すべての王墓が造営された。王墓地ではあるが,特に許された高官貴族の墓を含み,総数62基,東西二つの支谷のうち西谷の4基を除き,ほとんどが東谷にある。★王家の谷の出現は葬祭慣行の変化による。新王国時代以前の王墓の形式は,古王国時代に確立されたピラミッド形式で,埋葬の場(ピラミッド)と供養の場(葬祭殿)とが結びついた〈ピラミッド複合体〉を形成していた。しかしこれは墓泥棒の格好の目標となり,上エジプトではピラミッド建造に必要な砂漠の平地が少ないことも加わって,王墓と葬祭殿とを分離し,葬祭殿は砂漠と耕地の接するナイル河谷に営み,王墓は岩窟墓(岩窟羨道墳)として砂漠の谷に隠すという方式が考案された。谷の最奥のピラミッド形の山が,人工のピラミッドの代りとされた。こうした努力も空しく,王家の谷の所在はすぐ秘密ではなくなり,ツタンカーメン王墓を除いてすべて盗掘されて豪奢な副葬品は姿を消していた。ただ53体のミイラだけは,2ヵ所の隠し場(ディール・アルバフリーおよびアメンヘテプ2世王墓)に集められ,1881年および98年に発見された。墓の形式(岩窟墓)は,階段や通廊がいくつかの墓室をはさんで続き,前室を経て石棺を納めた玄室に達する。玄室のまわりや途中には副葬品を収納する小室群が,第18王朝王墓では途中に落し穴が設けられていた。全体の配置は,初めは途中で1回もしくはそれ以上方向を転じていたが,イクナートンの改革の影響で,第18王朝末のアイ王墓以降は一直線上に並んでいる。墓室内にはしばしば角柱が掘りだされ,長大な壁面(最大のラメセス3世王墓で入口から玄室まで125m)は美しい彩色浮彫または壁画で飾られている。主題は王と神々との交流(王による神々の礼拝,神々に迎えられる王,開口の儀式やオシリスの裁判などの復活の儀式)および太陽神の冥界での航海に大別される。後者は〈冥界の書〉の名で総称され,牡羊頭の太陽神が夜間航海する冥界の状況を詳細な挿絵入りで解説した一種の冥界の案内書で,《アムドゥアトの書》《門の書》《洞穴の書》《アケルの書》《昼の書と夜の書》の5書があり,新王国王墓を特徴づける主題である。
People would have thought [that they were dead], but he was able to use the seeds from these peas to grow new plants.
thought <>考える、思うthink-thought-thought
dead: adj. 死んでいる、枯れた、生命のない
would have thought that …: …と思ったことであろう、…と考えたことであろう★People would have thought that they [= the dried peas] were dead (if they [=people] had been asked).(もしも人々が(どう思うかと)尋ねられたならば、それらは死んでいると考えたことであろう)という仮定法過去完了の文のif they [=people] had been askedが省略されたものだと一般には考える。仮定法過去完了は、「過去の事実に反する仮定」を示す。
was able to do: …できた★is [am, are] able toとcanには明確な違いがないが、was [were] able toとcouldには明確な違いがある。was [were] able toにはopportunity(機会)を示し、couldはability(能力)を示すとされる。以下の例文を参照せよ。
A) He could not swim when he was five.
5歳のとき、彼は泳げなかった。(能力)
B) He was not able to swim in the river yesterday because it was raining heavily.
ひどく雨が降っていたので彼は昨日河で泳ぐことができなかった。(機会)
Aでは天候の如何(いかん)にかかわらず、泳ぐ能力がなかったのでcould notを用いるが、Bにあっては、泳ぐ能力があるにもかかわらず、天候の都合で河では泳げなかったので(室内プールでは泳げた)、was not able toを用いる。
the seed: 種、種子
pea(s): 豌豆(えんどう)
the seeds from these peas: これらの豌豆から取り出した種子
to grow O: 〈植物·作物を〉栽培する, 育てる
was able to use O to grow O’: Oを使ってO’を育てることができた;O’を育てるためにOを使うことができた
plant(s): 植物
These peas are now planted and grown all over the world, including England , America , and Japan .
pea(s): 豌豆(えんどう)
now: 今では、今や
planted <>〈若木などを〉植える、〈種を〉まく
grown <>
to grow O: 〈植物·作物を〉栽培する, 育てる
all over the world: 世界中で
including …: を含めて、…込みで
England: イングランド
America: アメリカ
Japan: 日本
Just like the DNA in Jurassic Park , the seeds contain the code {necessary to build a living plant}.
just: ちょうど
like …: …のように
DNA: DNA = deoxyribonucleic acid: デオキシリボ核酸
Jurassic: 〔地質〕[形]ジュラ紀[系]の:the ~ period ジュラ紀 《中生代中期の時代》: [名][the ~] ジュラ紀[層].
Jurassic Park: 『ジュラシック・パーク』★スピルバーグが監督した映画。
the seed: 種、種子
to contain …: …を(内に)含む, 包含する 《★進行形なし; [類語] contain は通例含まれているもの全体をさす; include はあるものが全体の一部として含まれている》
the code: (体系だった)符号、記号、コード;暗号、信号 ;(ある階級・学校・団体・同業者などの体系のある)規約、規則、規定;慣例;法典★「遺伝暗号」ということばがあるので、「暗号」と訳すのであろう。
necessary: 1 a 必要な, なくてはならない 《★[類語] necessary は「必要な」の意の最も一般的な語; essential はあるものが存在するために本質的に必要な; indispensable は必要不可欠な》
to build …:1 建てる 《★[類語] build は通例家·橋·船·帝国など大きなものを造る; make は小さいものを作る》: a 〈建造物·鉄道などを〉建設する, 建造する, 築く、造る 作り上げる、構築する 2 a 〈鳥が〉〈巣を〉作る b 〈火を〉起こす. c 〈事業·富などを〉築く
a living plant: 生きている植物
the code necessary to build a living plant
= the code which is necessary to build a living plant
Science fiction becomes fact.
science: 科学
fiction: [U] [集合的に] (文学としての)フィクション, 創作; (特に)小説 (≠nonfiction) 《★[類語] fiction は長編·短編両方の小説; novel は主として長編小説》; [C] 作り話, 作り事, 虚構, 想像
science fiction: [名][U] 空想科学小説, SF 《略 SF, sf》
fact: 事実
2.2
The Millennium Seed Bank {you are visiting today} is trying to conserve plants for the future by collecting and storing seeds from all over England and the world.
Millennium: [名] ( (複) ~s, -ni·a /-niE/)1 [C] 千年間, 千年期. 2 [C] 千年祭. 3 [the ~] 〔キリスト教〕 至福千年, 千年王国 《キリストが再臨してこの世を統治するという神聖な千年間》【biennium (2 年間)の類推でラテン語「千年」mille (= thouand) より】
a seed: 種、種子
a bank: 銀行;[通例複合語をなして] 貯蔵所;堤防
the Millennium Seed Bank: 千年種子貯蔵所、ミレニアム種子バンク
The Millennium Seed Bank {you are visiting today}
= The Millennium Seed Bank {which you are visiting today}
to try to do: …しようと努める、…しようと努力する、…しようとする
to conserve …: [動](他)1 (注意深く十分配慮して)〈…を〉保存する, 保護する; 〈資源などを〉大事に使う, 浪費しない 2 〈果物などを〉(ジャムなどにして)保存する. 【ラテン語「持ち続ける」の意】
plant(s): 植物
for …: …に向けて、…に備えるために、
the future: 未来、将来
by doing: …することによって
to collect …: …を集める、…を収集する
to store …: …を蓄える、…を備蓄する
seed(s): 種、種子
all over …: …中(じゅう)
England: イングランド
the world: 世界
Since seeds contain the code {necessary to make living things}, we can use seed banks to save endangered species.
since …: …なので = because;…以来★早慶でsinceが出てきたら、理由を表す場合が圧倒的に多いようだ。
seed(s): 種、種子
to contain …: …を(内に)含む, 包含する 《★進行形なし; [類語] contain は通例含まれているもの全体をさす; include はあるものが全体の一部として含まれている》
the code: (体系だった)符号、記号、コード;暗号、信号 ;(ある階級・学校・団体・同業者などの体系のある)規約、規則、規定;慣例;法典★「遺伝暗号」ということばがあるので、「暗号」と訳すのであろう。
necessary: 1 a 必要な, なくてはならない 《★[類語] necessary は「必要な」の意の最も一般的な語; essential はあるものが存在するために本質的に必要な; indispensable は必要不可欠な》
to make …: …を作る、…を作り上げる
living thing(s): 生きているもの、生き物、生物
the code necessary to make living things
= the code which is necessary to build living things
to use …: …を使う、…を用いる、…を使用する
a seed: 種、種子
a bank: 銀行;[通例複合語をなして] 貯蔵所;堤防
seed bank(s): 種子貯蔵所、種子バンク
to save …: …を救う、…を救済する
endangered: [形]〈動植物が〉絶滅の危機にさらされた, 絶滅寸前の :an ~ species 絶滅危惧の種.
cf. to endanger …: ](他)〈…を〉危険にさらす[陥らせる], 危うくする
a species: (動植物分類上の)種(しゆ)★複数形も同じ。【ラテン語 specie@s 「外観, 種」から】
S can use O to save …: Sは…を救うためにOを用いることができる;SはOを使って……を救う
Why are we putting so much effort into this project?
why …?: 何故……なのか? どうして……なのか?
to put O: Oを置く
so much …: それほどまでに多くの…、とても多くの…
effort: [U] [また an ~; しばしば複数形で]努力, 奮闘, 骨折り 《★[類語] effort はある仕事や目的を達成するための努力·骨折り; endeavor は effort より形式ばった語で, より長期にわたる真剣な努力》
the project: 1 (大規模な)計画, 企画 《★[類語] plan》2 (大がかりな)事業, プロジェクト 3 〔教育〕 (特定の問題についての詳しい)研究; 研究[学習]課題
to put effort into …: …に努力を傾ける
Why do we need to conserve plants?
why …?: 何故……なのか? どうして……なのか?
to need to do: …することを必要とする、…する必要がある、…しなければならない
to conserve …: [動](他)1 (注意深く十分配慮して)〈…を〉保存する, 保護する; 〈資源などを〉大事に使う, 浪費しない 2 〈果物などを〉(ジャムなどにして)保存する. 【ラテン語「持ち続ける」の意】
plant(s): 植物
2.3
Most importantly, plants are the basis of life on Earth.
importantly: [副]1 重大に, 大事そうに; もったいぶって. 2 [more ~, most ~ で文頭に用いて文全体を修飾して] (さらに[最も])重要なことに.
most importantly: 最も重要なことに
plant(s): 植物
the basis: 基礎, 根拠; 原理, 原則, 基準★ギリシャ語「踏み段, 地面」の意
life: [U] 生命; 人命: [U] [集合的に] 生き物, 生物
Earth: 1 [U] [the ~] a 地球 《★[用法] 他の惑星と対比して固有名詞的に扱う時には (the) Earth;1 さし絵; [類語] globe は丸いことを強調する》b [集合的に] 地球上の住民 2 [U] [通例 the ~] (天空に対して)地, 地表, 地上; (海に対して)陸地
on Earth: (1) 地上に(生きている) (2) [最上級を強めて] およそ世にある (3) [疑問詞を強めて] (君は)一体(全体)…? (4) [否定を強めて] 全然, ちっとも
They provide food for almost all forms of life, including thousands of animals, birds, and millions of insects.
They = Plants: 植物
to provide O: Oを供給する、提供する、与える
food: 食べ物
almost …: ほぼ、ほとんど
all …: すべての…、…すべて
almost all …: ほぼすべての…
form(s): [C] 型; 方式; 種類, 形態
life: [U] 生命; 人命: [U] [集合的に] 生き物, 生物
including …: を含めて、…込みで
a thousand of …: 1000の…
thousands of …: 何千もの…
animal(s): 動物
bird(s): 鳥、鳥類
a million of …: 百万もの…
millions of …: 何百万もの…
insect(s): 昆虫、虫
Since not a few plants have been lost, the world’s other living things {dependent upon them} must have disappeared too.
since …: …なので = because;…以来★早慶でsinceが出てきたら、理由を表す場合が圧倒的に多いようだ。
not a few …: たくさんの…、多数の… = a lot of …
lost <>_…を失うlose-lost-lost★形容詞のlostもあり「失われた」の意味の場合は限定用法(名詞の前に置いて、名詞を修飾するもの)に限られるし、また、叙述用法(S is ~)の場合は「消え去って」の意味で、S is lost to …の形をとる。
the world: 世界
other …: ほかの…
living things: 生き物
dependent upon …: 1 a 従属関係の、隷属的な(≠independent)b [P]〔+[前]+[(代)名]〕〔…に〕〔…を〕頼って、扶養されて 〔on, upon〕〔for〕2 [P]〔+[前]+[(代)名]〕〔…に〕左右されて、〔…〕次第で 〔on, upon〕★「依存している」がここではよいかと思う。
to disappear: 1 見えなくなる, 姿を消す (≠appear) 《★[類語] vanish》2 (消えて)なくなる, 消滅する;失踪(しつそう)する
must have disappeared: 消滅してしまったにちがいない
too: …もまた
3.1
SThe human cost of the loss of plants would be even more terrible.
human: 人の、人間の;人間らしい、人間的な、人間にありがちな
the cost: 犠牲、損失
the loss: 喪失, 紛失; 損失; 損害
plant(s): 植物
the human cost of the loss of plants
= how much it would cost us when we, the humans, lost plants
植物を失ったときに人間が費やすもの★このような名詞のかたまりを訳す場合は、名詞のcostやlossを動詞to cost, to loseに捉えなおしてから、何を主語や目的語にするかを考えて、たとえば、上記のように書き換えてみて、そこからそれらしい日本語にするとよい。
would: [条件節の内容を言外に含め陳述を婉曲(えんきよく)にして]
even: [比較級を強めて] いっそう, なお
more terrible: terribleの比較級
terrible: 1 恐ろしい, 怖い, ものすごい 2 ひどい, つらい, 厳しい 3 《口語》 非常に悪い[よくない]; 実にいやな[まずい], ぞっとするような
Plants provide food, fuel, and building materials.
plant(s): 植物
to provide …: 提供する、供給する、与える、準備する
food: 食べ物
fuel: 燃料
building: 建てるための、建築用の★「…するための」の意味を表す動名詞。cf. a walking stick歩くための杖⇒杖、a sleeping car眠るための車両⇒寝台車
material(s): 原料、材料
Plants are the source of a great many medicines.
plant(s): 植物
the source: 〔もの·事の〕源泉; 元, 源, 原因;供給源
a great many …: 非常にたくさんの…, 多数の…《★[比較] a good MANY… より強意的》.
medicine(s): 薬、(特に)内服薬;医学、医療
Already, 25 percent of our medicines come from plants.
already: 既に
percent: パーセント, 百分 《★[用法] 主語となる場合, それに呼応する動詞の数は通例 ~ (of) に続く名詞が単数形なら単数扱い, 複数形なら複数扱い; percentage[比較]; 記号%; 略 p.c., per ct.》
medicine(s): 薬、(特に)内服薬;医学、医療
to come from …: …に由来する、…出身である、…から採取される
plant(s): 植物
Yet Sless than one-fifth of the world’s plants have been studied for the possible benefits {they could bring}.
yet: それにもかかわらず, しかしそれでも, それなのに★このyetを接続詞ととることは可能であるし、そういう立場もあるが、ここでは副詞であるとする。どっちでもいいんだけどね。なお、普通の大学入試ではhoweverの直後に大事な情報があることが多く、それは早慶でも同様であるが、しかし、早慶ではyetの後に設問に関わる重要な内容があることが圧倒的に多くなる。
less than …: …よりも少なく
one-fifth: 5分の1
cf. two-fifths: 3分の2;three-sevenths: 7分の3★分子が複数の場合は分母を示す部分が複数形になることに注意。
the world: 世界
plant(s): 植物
studied <>(研究する)の過去分詞
for …:[目的·意向を表わして] …のために, …を目的として; …をめざして;
possible: 1 a 〈もの·事が〉可能な, 考えられる, 受け入れられる;〈もの·事が〉ありそうな, 起こりうる
benefit(s): 利益, ためになること[もの]《★[類語] benefit は個人または集団の幸福[福祉]につながる利益; profit は物質的または金銭上の利益; advantage は他より有利な立場·地位にあることによって生ずる利益》
they = less than one-fifth of the world’s plantsあるいは単にplants
could: …するかもしれない、…することもありうる、…しかねない、…する場合もある
to bring: 持ってくる、もたらす
the possible benefit they could bring: 直訳:それらがもたらしうる考えられる利益
We have to keep in mind [that plants are often lost before we know anything about [Ohow much good they could bring to society]].
have to do: …しなければならない
to keep in mind = to rember
to keep in mind that …: …ということを心に留めておく
plant(s): 植物
often: しばしば、よく、頻繁に
lost <>失う、喪失する、なくす
before …: …前に
to know: …を知る、…を知っている
anything: なにごとか
how much …: どのくらいたくさんの…
good: U(≠evil)善、徳、よい点、長所;よいこと、よいもの、よい結果;利益, ため; 幸福, 福利
they = plants
could: …するかもしれない、…することもありうる、…しかねない、…する場合もある
to bring: 持ってくる、もたらす
society: 社会
3.2
If a plant should become extinct in the wild, with its seeds kept in a seed bank, it will not be lost forever.
if = even if: たとえ…でも
should: [条件節に用いて実現の可能性の少ない事柄に対する仮定・譲歩を表して]万一(…ならば、…しても)、もしかして…ということでもあれば、もしかして…ということであっても
if S should do …: たとえSが万が一にも…したとしても
to become …: …になる
extinct: adj. 〈生命·動物など〉死に絶えた, 絶滅した
the wild: 野生、野生の状態
in the wild: 野生の状態で
its … = the plant’s …
seed(s): 種、種子
kept <>の過去分詞
a bank: 銀行;[通例複合語をなして] 貯蔵所;堤防
seed bank(s): 種子貯蔵所、種子バンク
with X1 X2: X1がX2の状態で★付帯状況の分詞構文で、独立分詞構文の一種
cf. She sat with her leg crossed.
彼女は足を組んだまま座っていた。
with its seeds kept in a seed bank: その種子が種子バンクに保存されている状態で★its seedsとkept in a seed bankはネクサス(主語=述語関係)であり、Its seeds are kept in a seed bank.の意味が含まれている。
it = a plant
lost <>失う、喪失する、なくす
forever: 永遠に
Seed banks are also a very efficient means of conserving plants, because the seeds take very little space and require little attention.
seed bank(s): 種子貯蔵所、種子バンク
also: もまた
efficient: 効果的な、効率的な、能率のよい
means: 手段、方法
conserving <>[動](他)1 (注意深く十分配慮して)〈…を〉保存する, 保護する; 〈資源などを〉大事に使う, 浪費しない 2 〈果物などを〉(ジャムなどにして)保存する. 【ラテン語「持ち続ける」の意】
plant(s): 植物
because …: なぜなら…だからだ
the seed(s): 種、種子
to take …: …をとる、…を占める
space: 空間、空き場所、場所
to take space: 空間を占める
little: ほとんど…ない★a littleならば「少しの…」
to take very little space: ほとんど空間をとらない
cf. to take a little space: 少しの空間を占める
to require …: …を必要とする、…を要求する
attention: [U] 注意, 注目; 注意力;配慮, 気配り; (人などの)世話, 手当て
to require little attention: ほとんど世話を必要としない、ほとんど注意する必要がない
SMany thousands of seeds can be stored for each species in a seed bank.
many …: 多くの…
a thousand of …: 1000の…
thousands of …: 何千もの…
seed(s): 種、種子
can: …できる
to store …: …を蓄える、…を備蓄する
for …:[対比·割合を表わして][each, everyや数詞の前で]…に対して
each …: [単数名詞を修飾して] おのおのの, めいめいの, それぞれの、各自の, 各…
a species: (動植物分類上の)種(しゆ)★複数形も同じ。【ラテン語 specie@s 「外観, 種」から】
seed bank(s): 種子貯蔵所、種子バンク
As many seeds {as there are people in a city} could be conserved in a single bottle!
as many ~ as …: …と同じくらい多くの~
seed(s): 種、種子
there are …: …がある、…が存在する
a city: 都市
could: …するかもしれない、…することもありうる、…しかねない、…する場合もある
conserved <>[動](他)1 (注意深く十分配慮して)〈…を〉保存する, 保護する; 〈資源などを〉大事に使う, 浪費しない 2 〈果物などを〉(ジャムなどにして)保存する. 【ラテン語「持ち続ける」の意】
single: たったひとつ[一人]の, ただ 1 個の
a bottle: 瓶《通例口細の液体を入れる容器; ふた付きで取っ手がない》
3.3
The seeds {stored in seed banks} could be used in the future to restore environments, or to increase numbers of endangered plants in the wild.
seed(s): 種、種子
to store …: …を蓄える、…を備蓄する
seed bank(s): 種子貯蔵所、種子バンク
could: …するかもしれない、…することもありうる、…しかねない、…する場合もある
to use …: …を使う、…を用いる
the future: 未来、将来
in the future: 将来において、将来
to restore: [動](他)〈失くしたもの·盗まれたものを〉 〔…に〕返す, 返還する:〔+目(+to+[(代)名])〕〈人·ものを〉:〈制度·習慣·秩序などを〉復活させる, 復興[再興]する; 再建する:〔+目+to+[(代)名]〕〈古い建物·美術品などを〉 〔もとの状態に〕修復する; 〈古生物などを〉 〔もとの形に〕復元する:〈健康·美しさ·信頼などを〉取り戻す:〔+目(+to+[(代)名])〕〈人を〉 〔健康な状態などに〕戻す 《★通例受身で用い, 「〈人が〉〔健康な状態などに〕戻る, 健康[元気]が回復する」の意になる》
environment: 環境
to increase …: 1 (数量·程度などの点で)〈…を〉増す、ふやす (≠diminish)2 〈領土などを〉拡大する.
the number of …: …の数
a number of …: かなりの…、いくらかの…
numbers of …: 多数の…
endangered: [形]〈動植物が〉絶滅の危機にさらされた, 絶滅寸前の :an ~ species 絶滅危惧の種.
cf. to endanger …: ](他)〈…を〉危険にさらす[陥らせる], 危うくする
plant(s): 植物
the wild: 野生、野生の状態
in the wild: 野生の状態で
They can be used in scientific research to find new ways {in which plants benefit society such as in medicine, agriculture, or industry}.
They = The seeds stored in seed banks
scientific: 科学の; 自然科学(上)の; 理科の; 科学的な, 精確な, 厳正な; 系統立った
research: (学術)研究, 学術調査, リサーチ
to find …: …を見つけ出す、…を発見する
way(s): 方法、手段
They can be used in scientific research to find new ways
= We can use them in scientific research to find new ways
★直訳しにくい場合には受動態を能動態に書き換えてから主語を省略して訳出する。
plant(s): 植物
to benefit …: [動](他)〈ものが〉〈…の〉ためになる, 役立つ
society: 社会
such as …: (たとえば)……のような
medicine: 薬、(特に)内服薬;医学、医療
agriculture: [名][U] 農業; 農芸, 農学 《★畜産·林業を含む》
industry: [U] 産業; 工業, 製造業.
They can be used in scientific research to find new ways.
+ Plants benefit society in new ways such as in medicine, agriculture, or industry}.
= They can be used in scientific research to find new ways {in which plants benefit society such as in medicine, agriculture, or industry}.
4.1
I would like to emphasize [that Sconserving diversity within a given species is just as important as it is to conserve different species.
to emphasize (that) …: …ということを強調する
to conserve …: [動](他)1 (注意深く十分配慮して)〈…を〉保存する, 保護する; 〈資源などを〉大事に使う, 浪費しない 2 〈果物などを〉(ジャムなどにして)保存する. 【ラテン語「持ち続ける」の意】
diversity: 多様性
within …:(時間·距離·範囲など)…以内で[の], …を越えずに, …の範囲内で
a given …: ある特定の…、任意の…★と教科書の脚註に載っていたが、私の若い頃は「一定の…、所与の…」と習ったものじゃ。
a species: (動植物分類上の)種(しゆ)★複数形も同じ。【ラテン語 specie@s 「外観, 種」から】
just: ちょうど
as important as …: …と同じくらい重要である
it is to conserve different species: さまざまな種を保存すること★itが形式主語で意味上の主語はto conserve different species
Conserving diversity within a given species is important.
+ it is important to conserve different species.
= Conserving diversity within a given species is just as important as it is to conserve different species.
Every individual plant has its own characteristics, giving OIit ODan advantage in a particular environment.
every: どの…もみな, ことごとくの, すべての
individual …: 個々の
a plant: 1 [C]a (動物に対して)植物 b (樹木に対して小さな)草木 c 苗木.
2 [C]a [しばしば複合語をなして] (製造)工場 《★[類語] factory》b 装置, 機械一式
characteristic(s): 特質、特色、特徴
to give OI OD: OIにODを与える
it: これの示しているのはits own characteristicsと一瞬思ったが、意味が通らないので、Every individual plantのことらしい。その場合は、itselfとなるような気がするのだけど。
an advantage: 1 [U]a (他より)有利, 好都合 b (他より有利な立場にあることから生じる)利益 《★[類語] benefit》2 [C] 有利な点, 強み, 長所
particular …: 特にこの…、ある特定の…
environment: 環境
The more varieties there are for a given species, the greater the chances are for the species to survive.
The比較級 (S) V …, the比較級 (S’) V ~: …すればするほど~
cf. The older we grow, the weaker our memory becomes.
年をとればとるほど記憶力は弱くなる。
the more varieties <>
varieties: 変化(に富むこと), 多様(性)★本来は数えられない名詞だが、ここでは数えられる名詞として扱われている。書き手が個々の具体例を意識しているからであるなどが考えられる。
there are …: …が存在する、…がある
a given …: ある特定の…、任意の…★と教科書の脚註に載っていたが、私の若い頃は「一定の…、所与の…」と習ったものじゃ。
the greater <>大きい
the chance: 機会、チャンス
a species: (動植物分類上の)種(しゆ)★複数形も同じ。【ラテン語 specie@s 「外観, 種」から】
to survive: 生き残る、生き延びる、残存する
★この文は次の2つの文に、比較級を取り入れて出来上がったもの。
There are many varieties for a given species.
The chance for the species to survive are great.
4.2
Seed banks are helping us fight the loss of global plant diversity.
seed bank(s): 種子貯蔵所、種子バンク
to help O do: Oが…するのに役に立つ、Oが…するのを手助けする、Oが…するのを手伝う
to fight …: …と戦う
the loss: 喪失, 紛失, 損失; 損害;損失額[高];(量·程度の)低下, 減損;〔時間·労力などの〕浪費; 得そこなうこと; 敗
global …: 地球規模の…
a plant: [C]a (動物に対して)植物 b (樹木に対して小さな)草木 c 苗木.
diversity: 多様性
In one place we can keep seeds for all kinds of plants from all over the world ― grasses from the tropics, plants from our fields and gardens, and wild plants {that have never been changed by the hands of human beings}.
In one place: ひとつの場所に
to keep O: Oを維持する、保管する、保存する、保つ
kind: 種類
a kind of …: …の一種、一種の…
all kinds of …: すべての種類の…、…の種類全部
all over the world: 世界中
… from all over the world: 世界中から採取した…
all over the world ― grasses …: ここでのダッシュ(―)は、言い換え、補足説明などを示す。「すなわち」と訳したりする。
grass(es): 草、牧草
the tropics: 熱帯地方
plant(s): 植物
field: 野原
our field: イギリスの野原★the tropics(熱帯地方)ではなく、ourがついており、イギリスのサセックス州などが登場しているので、「イギリスの」であると推測できる。
garden(s): 庭、庭園
wild plant(s): 野生の植物
have never been changed: (これまでに)変えられたことがない
the hands: 手;[通例複数形で](所有の)手, 所有[通例複数形で] 管理, 支配, 監督; 世話, 保護★ここでは「手」でよかろう。
a human being:(動物·妖精·神·幽霊など人間以外のものと対比して用いて)人間, 人
4.3
We have been trying to save the world’s rain forests, grasslands, and wetlands, but even national parks have no guarantee of long-term security.
to try to do: …しようとする、…しようと努める、…しようと努力する
to save …: …を救う、…を救済する、…を救助する;貯金する、節約する
have been trying to save …: …を救おうと努力してきた★現在完了進行形で「継続」を示す。
rain forest(s): 雨林、熱帯雨林
grassland(s): [しばしば複数形で]牧草地、牧場、大草原
wetland(s): [しばしば複数形で] 湿地, 湿原
even: …でさえ
national park(s): 国立公園
guarantee: 保証、約束
long-term: 長期に亙(わた)る…、長期の…
security: 安全、保障
S have no guarantee of long-term security: Sには長期に亙る安全の保証がまったくない
Although seed banks cannot replace the natural environment, they can offer an insurance service to other conservation techniques.
although …: …だけれども
seed bank(s): 種子貯蔵所、種子バンク
cannot = can not, can’t
to replace …: 取って代わる、取り替える、交換する、…の代わりになる
natural: 自然の
environment: 環境
to offer O to …: Oを…に提供する、差し出す、申し出る
insurance: 保険、保険業、備え、保護
service: 奉仕、サービス、公共事業
conservation: a 〔資源などの〕保存, 維持; 〔国家などによる自然環境の〕保護, 管理
technique(s): 1 [U] (専門)技術; 技巧, テクニック 2 [C] (芸術·スポーツなどの)手法, 技法; 方法, やり方, 技術★ここでは複数形つまり数えられる名詞なので、後者の意味となる。
4.4
Finally, I would like to suggest [that the seed bank project be promoted even further in the rest of the world].
finally: 1 a [通例文頭に置いて] 最後に; 終わりに当たって b ついに, とうとう 2 最終的に, 決定的に
would like to do: …したいと思います★want to doの丁寧な言い方とされる。
to suggest (that) …: 〈計画·考えなどを〉 〔…に〕提案する, 提唱する★[類語] suggest は相手に考慮してもらえないかと控えめに提案する; propose は積極的に提案する
seed bank(s): 種子貯蔵所、種子バンク
project: 1 (大規模な)計画, 企画 《★[類語] plan》2 (大がかりな)事業, プロジェクト
to promote …: 増進する, 促進する, 助長する; 奨励する;昇進させる
be promoted: 促進されるべきである★仮定法現在。suggestがあるため。イギリス人はこういう場合should be promotedとshould(…すべき)をつけるが、アメリカ人はこの仮定法現在をthat節の中でよく用いる。詳しくは『ロイヤル英文法』pp. 549-10, 557-8, 458-9を参照のこと。
even: [比較級を強めて] いっそう, なお
further: さらに <>の比較級で、fartherとちがって、程度を示す。
the rest: [名] [the ~]
1 残り, 残余 〔of〕《★[用法] [U] をさす時は単数扱い, [C] (複数名詞)をさす時は複数扱い》
2 [集合的に] 残りの[その他の]人々 〔of〕《★[用法] 複数扱い》
the world: 世界
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