掃除機496方式(英語名:HAL496 Systems)による英語などの学習方法を提唱するブログです。英文に関して、解説・対訳などの掲載を中心としています。訳し方は、そのときの状況によるので、直訳っぽいのもあったりします。転載及び2次使用可。(C) no rights reserved / aucun droits réservés / keine Rechte vorbehalten / 著作権全面放棄

3.12.2008

New Faces, New Places(対訳)

New Faces, New Places

新しい顔ぶれ、新しい環境

Dream lofty dreams, and as you dream, so you shall become.

気高い夢を見なさい。そうすれば、あなたが夢を見るとおりに、あなたはそうなるでしょう。

→気高い夢を見ることです。あなたはあなたが夢見た人間になるでしょう。

(ジェームズ=アレンのことばは、ふつう、後者のように訳されています)

James Allen

――ジェームズ=アレン――

7A

We would like to introduce ourselves.

私たちは自分たち自身を紹介したいと思います。

→私たちは自己紹介をしたいと思います。

We are the people in this book.

私たちはこの本の中にいる人々です。

→私たちはこの本に登場する人間です。

You are going to read stories about new people and new places.

あなたがたは新しい顔ぶれと新しい環境についての話を読むことになっています。

Each of us has a personal message for you.

私たちのうちのひとりひとりには、みなさんに対するひとりひとりからのメッセージがあります。

7B

My name is Hoshino Michio, and I am a photographer.

私の名前は星野道夫で、写真家です。

I took many pictures in Alaska.

私はアラスカで多くの写真を撮りました。

It is very dangerous to take pictures of bears.

熊の写真を撮ることはたいへん危険です。

When I was sixteen I made a long trip, all by myself, to America and Canada.

私が16歳のときに、私は、すべて自分ひとりで、アメリカとカナダへの長距離[or長期間]にわたる旅行をしました。

Later in this book, I want to show you some of my pictures.

この本で、後ほど、私はあなたがたに私の写真のうちの何枚かをお見せしたいと考えています。

You will also read about my trip.

あなたがたは私の旅行についても読むでしょう。

7C

If you would like to see pictures of Alaska, turn to pages {19 to 22}.

もしもあなたがたがアラスカの写真を目にしたいのであるなら、19ページから22ページを見てください。

7D

Chance encounters with people are an important part of life.”

「人々との偶然の出会いは人生の重要な部分である」

I learned to see my own country in a new light.

「自分自身の国を新しい光の下で見るということを私は学んだ」

→「新しい視点から自分の祖国を眺めることを私は学んだ」

8A

I am Ramses II.

私はラムセス2世である。

You pronounce thatRamses the Second.”

(あなたがたは)それ[=Ramses II]を「ラムセス・ザ・セカンド」と発音する。

People call me Ramses the Great.

国民は私のことをラムセス大王と呼ぶ。

I like that.

私はそれ[=ラムセス大王と呼ばれること]を気に入っている。

8B

I was born more than 3,000 years ago in Egypt.

私は3000年以上前にエジプトで生まれた。

I was king of Egypt and I was very powerful.

私はエジプト王であり、私にはたいへん権力があった。

I built temples on the Nile River.

私はナイル河沿いに神殿を建立(こんりゅう)した。

In front of the main temple, there are four big statues of me.

主要な神殿[=正殿]の前には、私の4つの大きな像がある。

I like statues of myself.

私は自分自身の彫像が気に入っている。

8C

In the twentieth century, some people built a dam on the Nile River.

20世紀に一部の人々がナイル河にダムを建設した。

20世紀に、ナイル河にダムを建設した者がいた。

20世紀に、ダムがナイル河に建設された。

The water got higher and higher.

水位はどんどん上昇した。

I was afraid [my temples would disappear under the water].

わが神殿が水面化に消え去るのではないかと私は怖(おそ)れた。

→わが神殿が水没するのではないかと私は怖れた。

→わが神殿が水没するのではないかと私は心配した。

Later in this book, youll learn [what happened].

この本で、後ほど、あなたがたは何が起こったのかがわかるでしょう。

8D

Human 1 ingenuity and 2 cooperation saved my temples.”

「人間による創意工夫と協力とわが神殿を救った」

What kind of human history will I see in the future?”

「私は、将来、どういった種類の人間の歴史を目にするのであろうか?」

9A

My name is Jane Goodall and I am from England.

私の名前はジェーン=グドールで、私はイングランドの出身です。

I am interested in science and the environment.

私は科学と環境とに興味があります。

Many scientists work in universities or in companies, but not me.

多くの科学者は大学や企業で活動していますが、私の場合はちがいます。

I spend a lot of time in Africa with chimpanzees.

私は、チンパンジーとともにアフリカで多くの時間を過ごします。

Chimpanzees are my friends.

チンパンジーは私の友人です。

Did you know [that they are very much like humans]?

彼ら[=チンパンジー]が非常に人間に似ているということをあなたがたは知っていましたか?

I am very worried about the world’s environment.

私は世界の環境についてたいへん心配しています。

I started a club.

私はあるクラブを始めました。

I named itRoots and Shoots.”

私はそれ[=私が創設したクラブ]を「ルーツ・アンド・シューツ」と名づけました。

Ill tell you about all this later in this book.

この本で、後ほど、私はあなたがたにこうしたことすべてについてお話したいと思います。

9B

Look at page 95.

95ページを見てください。

Here I am with one of myfriends.”

そこでは、私は、私の「友人」のひとりと一緒にいます。

9C

If you are really determined, you will find a way.

「もしもあなたが本当に決心しているならば、方法が見つかるでしょう。

→「意志あるところに道は拓けるのです。

Don’t give up.

あきらめないでください」

My hope lies in young people.”

「私の希望は若者にあります」

10A

I was in Nagasaki in 1945 just after the war.

私は1945年、終戦直後に長崎にいました。

I am an American photographer and I took many pictures at that sad time.

私はアメリカ人の写真家で、あの悲しい時期に多くの写真を撮りました。

My name is Joe O’Donnell.

私の名前はジョー=オダネルです。

In lesson 7, Ill show you one of my photos.

レッスン7で、私は私の(撮った)写真のうちの一枚をお見せします。

10B

And I am Kim Phuc.

それから、私はキム=フクです。

I live in Canada now, but I was born in Vietnam and grew up there during the war.

私は今、カナダに住んでいますが、しかし、私はヴェトナムに生まれ、戦争中にそこで[=ヴェトナムで]育ちました。

One day our village was bombed and I was burned.

ある日、私たちの村は爆弾を落とされ、私は焼かれました[=火傷を負いました]。

I don’t remember much about that day, but there is a famous photograph of me.

私はあの日についてあまり憶えていませんが、しかし、有名な私の写真があります。

Im running down the road.

私は道路を走っています。

I am crying and all my clothes are burned off.

私は泣いていて、私の服はみな、焼け落ちています。

I will never forget [how terrible war is].

戦争というものがどのくらい怖ろしいのか、私は決して忘れません。

My pictures are on page 112.

私の写真は112ページにあります。

10C

I want everybody to see that picture.”

「私はみんなにあの写真を見てもらいたいのです」

There should never be war again.”

「二度と戦争を起こしてはなりません」

11A

I suppose [you don’t know my face, and you may not know my name].

あなたがたは私の顔を知らないと思いますし、私の名前も知らないかもしれません。

Thats OK, because I am sure [that you know these faces and these names]: Lucy and Linus and Snoopy and Charlie Brown.

それでかまいません。なぜなら、あなたがたはつぎの顔や名前は知っていると私は確信しているからです。ルーシーとライナスとスヌーピーとチャーリー=ブラウンです。

Thats right.

そのとおりです。

→正解です。

Im a cartoonist, and I drew the PEANUTS comic.

私は漫画家で、『ピーナッツ』という漫画を描きました。

My name is Charles M. Schulz, but you don’t have to remember my name.

私の名前はチャールズ=M=シュルツですが、しかし、あなたがたは私の名前を憶えておく必要はありません。

Just don’t forget Charlie Brown and Snoopy!

ただ、チャーリー=ブラウンとスヌーピーだけは忘れないでくださいね!

12A

There are PEANUTS comics on pages 125 and 127.

125ページと127ページに『ピーナッツ』の漫画があります。

They are in English.

それらは英語です[=英語で書かれています]。

Can you understand them?

あなたがたはそれらを理解することができますか?

12B

Real success in life is not a matter of 1money, 2fame, and 3power.”

「人生における本当の成功は、お金や名声や権力の問題ではありません」

Learn to laugh at yourself.”

「自分自身を笑い飛ばすことを学んでください」

12C

You will learn more about us later in this book.

あなたがたはこの本で、後ほど、私たちについてより多くのことを知るでしょう。

Nice to meet you.

はじめまして。

Shall we get started?

さあ、始めましょうか?

New Faces, New Places

CROWN I Lesson 1
New Faces, New Places
新しい顔ぶれ、新しい環境

気高い夢を見なさい。そうすれば、あなたが夢を見るとおりに、あなたはそうなるでしょう。
→気高い夢を見ることです。あなたはあなたが夢見た人間になるでしょう。
(ジェームズ=アレンのことばは、一般には後者のように訳されています)
*Dream lofty dreamsの部分は、loftyが形容詞であるとわかれば、dreamsが名詞であろうと判断がつく。loftyという形容詞を知らなくとも、dreamsの-sは3人称単数なのか、名詞の複数形なのかを考え、かつ、後半にand as you dream, so you shall become.とandで結ばれているのを見れば、命令文+and S V ...という形だと推測でき、文頭のDreamは命令文だとわかるはず。

――ジェームズ=アレン――

7A
私たちは自分たち自身を紹介したいと思います。
→私たちは自己紹介したいと思います。

私たちはこの本の中にいる人々です。
→私たちはこの本に登場する人間です。

あなたがたは新しい顔ぶれと新しい環境についての話を読むことになっています。
*もう少し日本語らしくするには、「あなたがた」を「みなさん」にするとよいだろう。以下、同様。ここでのyouは総称人称generic personのyouというもので、話し相手(ここでは読者)を含む人一般を表しているので、そういう場合、日本語では「みなさん」を使う。

私たちのうちのひとりひとりには、あなたがたに対する個人的なメッセージがあります。

7B
私の名前は星野道夫で、私は写真家です。

私はアラスカで多くの写真を撮りました。

熊の写真を撮ることは非常に危険です。
*星野道夫さんは、羆(ひぐま)に襲われて、お亡くなりになっています。

私が16歳のときに、私は、すべて自分ひとりで、アメリカとカナダへの長距離[or 長期間]にわたる旅行をしました。

この本で、後ほど、私はあなたがたに私の写真のうちの何枚かをお見せしたいと考えています。

あなたがたは私の旅行について(の文章)も読むでしょう。

7C
もしもあなたがたがアラスカの写真を目にしたいのであるなら、19ページから22ページを見てください。

7D
「人々との偶然の出会いは人生の重要な部分である」

「自分自身の国を新しい光の下で見るということを私は学んだ」
→「新しい視点から自分の祖国を眺めるということを私は学んだ」

8A
私はラムセス2世である。

(あなたがたは)それ[=Ramses II]を「ラムセス・ザ・セカンド」と発音する。

人々は私のことをラムセス大王と呼んでいる。
*My poepleとでもなっていれば、「国民」などの意味になるが、単にPeopleだけなので、世間一般の人々という意味になる。

私はそれ[=ラムセス大王と呼ばれること]を気に入っている。

8B
私は3000年以上前にエジプトで生まれた。

私はエジプト王であり、私には強力な権力があった。

私はナイル河沿いに神殿を建立した。

主要な神殿[=正殿]の前に、4つの大きな私の像がある。

私は自分自身の像が気に入っている。

8C
20世紀に一部の人々がナイル河にダムを建設した。

20世紀に、ナイル河にダムを建設した者がいた。
→20世紀に、ナイル河にダムが建設された。
*能動態の文をあえて受動態に訳したほうが読みやすい例です。

水位はどんどん上昇した。

わが神殿が水面下に消え去るのではないかと私は怖れた。
→わが神殿が水没するのではないかと私は心配した。

この本で、後ほど、あなたがたは何が起こったのかがわかるでしょう。

8D
「人類による創意工夫と協力とが、わが神殿を救った」

「私は、将来、どういった種類の人類の歴史を目にするのであろうか?」

9A
私の名前はジェーン=グドールで、イングランド出身です。

私は科学と環境とに興味があります。

多くの科学者は大学や企業で活動していますが、私の場合はちがいます。

私はチンパンジーとともにアフリカで多くの時間を過ごします。

チンパンジーは私の友人です。

彼ら[=チンパンジー]がきわめて人間に似ているということあなたがたは知っていましたか?

私は世界の環境についてたいへん心配しています。

私はあるクラブを始めました。

私はそれ[=私が創設したクラブ]を「ルーツ・アンド・シューツ'(Roots & Shoots)と名づけました。

この本で、後ほど、私はあなたがたに、こうしたことすべてについてお話ししたいと思います。

9B
95ページを見てください。

そこで、私は、私の「友人」のひとりと一緒にいます。

9C
「もしもあなたが本当に決心しているならば、方法が見つかるでしょう。あきらめないでください」

「私の希望は若者にあります」

10A
私は1945年、終戦直後に長崎にいました。

私はアメリカ人の写真家で、あの悲しい時期に多くの写真を撮りました。

私の名前はジョー=オダネルです。

レッスン7で、私は私の(撮った)写真のうちの1枚をお見せします。

10B
それから、私はキム=フクです。

私は今、カナダに住んでいますが、しかし、私はヴェトナムで生まれ、戦争中にそこ[=ヴェトナム]で育ちました。

ある日、私たちの村は爆弾を落とされ、私は焼かれました[=火傷を負いました]。

私はあの日についてあまり憶えていませんが、しかし、有名な私の写真があります。

私は道路を走っています。

私は泣き叫んでいて、私の服はみな、焼け落ちています。

戦争というものがどのくらい怖ろしいのか、私は決して忘れません。

私の写真は112ページにあります。

10C
「私はみなさんにあの写真を見てもらいたいのです」

「二度と戦争を起こしてはなりません」

11A
あなたがたは私の顔を知らないと思いますし、私の名前も知らないかもしれません。

それで結構です。なぜなら、あなたがたはつぎの顔や名前を知っていると確信しているからです。ルーシーとライナスとスヌーピーとチャーリー=プラウンです。

そのとおりです。
→正解です。

私は漫画家で、『ピーナッツ』という漫画を描きました。

私の名前はチャールズM.シュルツ(Charles M. Shulz)ですが、しかし、あなたがたは私の名前を憶えておく必要はありません。

ただ、チャーリー=ブラウンとスヌーピーだけは忘れないでくださいね!

12A
125ページと127ページに『ピーナッツ』の漫画があります。

それらは英語です。
→それらは英語で書かれています。

あなたがたはそれらを理解することができますか?

12B
「人生における本当の成功は、お金や名声や権力の問題ではありません」

「自分自身を笑い飛ばすことを学んでください」

12C
あなたがたはこの本で、後ほど、私たちについてより多くのことを知るでしょう。

はじめまして。

さあ、始めましょうか?

〔了〕

3.11.2008

A Visit from Saint Nicholas (対訳)

A Visit from Saint Nicholas
セント=ニコラスの訪問
(→セント=ニコラスがやって来た)
165A
It was the night before Christmas.
クリスマスの前の夜だった。
The house was very quiet.
家はたいへん静かだった。
No creatures were stirring in the house.
いかなる生物も家の中で動き回ってはいなかった。
There werent even any mice {stirring}.
動き回っている鼠さえ一匹もいなかった。
鼠は1匹たりとも動き回ってはいなかった。
The stockings had been hung carefully by the chimney.
長靴下が煙突のそばに注意深く[→丁寧に]吊るされていた。
The children hoped [that Saint Nicholas would come and fill them].
聖ニコラスがやって来て、それら[=長靴下]を(クリスマスのプレゼントで)いっぱいにしてくれること]を子どもたちは願っていた。
聖ニコラスがやって来て、長靴下をプレゼントでいっぱいにしてくれるといいなと思っていた。
165B
The children were in their beds.
子どもたちはベッドの中にいた。
Their beds were in the room {next to ours}.
子どもたちのベッドは私たちの部屋の隣にある部屋にあった。
Mamma and I were in our beds.
お母さんと私は自分たちのベッドの中にいた。
Mamma wore a kerchief.
お母さんはカーチフを身につけていた。
I had my cap on.
私はナイトキャップをかぶっていた。
I could hear the children moving.
子どもたちの動いているのが私には聞こえた。
We didnt move.
私たちは動かなかった。
私たちはじっとしていた。
We wanted the children to think [o we were asleep].
私たちは、私たちが眠っている]と子どもたちに思ってもらいたかった。
165C
Father, the children said.
「お父さん」と子どもたちが言った。
165D
There was no answer.
答えはなかった。
Hes there all right, they thought.
彼は間違いなくそこにいると彼らは思った。
父親は間違いなくそこにいると子どもたちは思った。
165E
Father, they said, and banged on their beds.
「お父さん」と子どもたちは言って、そしてベッドをドンドン叩た。
165F
What do you want? I asked.
「なにがお望みかい?」と私は訊ねた。
165G
We have visions of sugarplums, the children said.
「ぼくたちはあめ玉の夢を見ているんだ」と子どもたちが答えた。
165H
Go to sleep, said mamma.
「寝なさい」とお母さんが言った。
165I
We cant sleep, said the children.
「眠れないよ」と子どもたちが言った。
They stopped talking, but I could hear them moving.
子どもたちは話すのをやめたが、しかし、私には子どもたちの動くのを聞き取ることができた。
They made sounds.
子どもたちは音を立てた。
165J
Can you sleep? asked the children.
「お父さんは眠れるの?」と子どもたちが訊ねた。
165K
No, I said.
「いいや、眠れないよ」と私は言った。
166A
You ought to sleep.
「みんなは眠らなきゃね」
166B
I know. I ought to sleep.
「わかってる。寝なきゃいけないってことは」
166C
Can we have some sugarplums?
「あめ玉をいくつかなめていい?」
166D
You cant have any sugarplums, said mamma.
「これ以上、あめ玉はなめちゃいけません」とお母さんが言った。
166E
We just asked you.
「ちょっと、訊いてみただけだよ」
166F
There was a long silence.
長い沈黙があった。
I could hear the children moving again.
子どもたちがふたたび動き回っているのが私には聞き取ることができた。
166G
Is Saint Nicholas asleep? asked the children.
「サンタクロースは眠っているの?」と子どもたちが訊ねた。
166H
No, mamma said. Be quiet.
「いいえ」とお母さんが言った。「静かにしなさい」
166I
What the hell would he be asleep tonight for?” I asked.
「一体全体、どうして、サンタクロースが今夜、眠っていなきゃならないんだい?」と私は訊ねた。
166J
He might be, the children said.
「サンタクロースが眠っていないとは言い切れないもん」と子どもたちが言った。
166K
He isnt, I said.
「そんなことはないよ」と私は言った。
166L
Lets try to sleep, said mamma.
「さあ、寝ようとしなさい」とお母さんが言った。
166M
The house became quiet once more.
家は、もう一度、静かになった。
I could hear the rustling noises {o the children made (when they moved in their beds)}.
{(ベッド(の中)で動く際に)子どもたちが立てているカサカサいう音を私は耳にすることができた。
166N
Out on the lawn a clatter arose.
屋外の芝生の上で、カチャカチャという音がした。
I got out of bed and went to the window.
私はベッドを抜け出して、窓のところに行った。
I opened the shutters; then I threw up the sash.
私は鎧戸(よろいど)を開け、それから、窓枠をさっと上げた。
The moon shone on the snow.
(△)雪の上で月が輝いていた。
月は雪上で光を反射させていた。
月は雪に照り映えていた。
The moon gave the luster of mid-day to objects in the snow.
月は、真昼の輝き雪の中の物体に与えた。
月は、真昼の明るさで雪の中にあるものを照らした。
There was a miniature sleigh in the snow, and eight tiny reindeer.
雪の中に小型の橇(そり)があり、さらに、8頭の小さなトナカイがいた。
A little man was driving them.
(△)小さな男性がそれら[=8頭のトナカイ]を運転していた。
小さな男性がトナカイを馭(ぎょ)していた。
He was lively and quick.
彼は快活で、すばやかった。
彼は陽気で、手際がよかった。
He whistled and shouted at the reindeer and called them by their names.
彼は(トナカイたちに)口笛を吹き、トナカイたちに叫び、名前で呼んだ。
Their names were Dasher, Dancer, Prancer, Vixen, Comet, Cupid, Donder, and Blitzen.
トナカイたちの名前は、ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド、ドンダー、ブリッツェンであった。
167B
He told them to dash away to the top of the porch, and then he told them to dash away to the top of the wall.
彼は彼ら[=トナカイたち]に、玄関のてっぺんへと(今の位置から)離れて突進するようにと命じ、それから、彼は彼ら[=トナカイたち]に、壁のてっぺんへと(今の位置から)離れて突進するようにと命じた。
They did.
彼ら[=トナカイたち]はそうした。
The sleigh was full of toys.
橇(そり)はおもちゃでいっぱいであった。
167C
Who is it? mamma asked.
「だれなの?」とお母さんが訊ねた。
167D
Some guy, I said. A little guy.
「なにかの男だ」と私は言った。「小さな男だ」
「ちゃんとした男性だ」と私は言った。「こびとだな」
168A
I pulled my head in out of the window and listened.
私は自分の頭を窓の外から中ヘを引っ込め、耳を傾けた。
I heard the reindeer on the roof.
私は屋根の上にトナカイがいるのを耳にしていた。
私は屋根の上にトナカイがいるのを耳で感じ取っていた。
I could hear their hoofs pawing and prancing on the roof.
私は屋根の上で彼ら[=トナカイ]が自分の蹄(ひづめ)で叩いていたり、跳ね回っていたりするのを耳にすることができた。
Shut the window, said mamma.
「窓を閉めて」とお母さんが言った。
I stood still and listened.
私はじっと立っていて、耳を傾けていた。
168B
What do you hear?
「何が聞こえるの?」
168C
Reindeer, I said.
「トナカイだ」と私は言った。
I shut the window and walked about.
私は窓を閉め、歩き回った。
It was cold.
寒かった。
Mamma sat up in the bed and looked at me.
お母さんはベッドで背筋を伸ばしてきちんと坐って、私を見た。
168D
How would they get on the roof? mamma asked.
「彼ら[=トナカイたち]はどうやって屋根に上ったの?」とお母さんが訊ねた。
168E
They fly.
「彼ら[=トナカイたち]は飛ぶんだ」
168F
Get into bed. Youll catch cold.
「ベッドに入りなさい。風邪を引くわよ」
168G
Mamma lay down in bed.
お母さんはベッドに横になった。
I didnt get into bed.
私はベッドに入らなかった。
I kept walking around.
私は歩きまわり続けた。
168H
What do you mean, they fly? asked mamma.
「トナカイは飛ぶんだって、どういうこと?」とおかあさんが訊ねた。
168I
SJust fly is all.
「たんに『飛ぶ』ってことがすべてである」
「本当に飛ぶってことさ」
168J
Mamma turned away toward the wall.
お母さんは、壁のほうへと顔をそむけた。
お母さんは顔をそむけて、壁のほうを向いた。
She didnt say anything.
彼女[=お母さん]は何も言わなかった。
168K
I went out into the room {where the chimney was}.
私は(今の部屋から)外へと出て行き、煙突がある部屋の中に行った。
私は煙突のある部屋へと出て行った。
The little man came down the chimney and stepped into the room.
その小さな男は煙突から降りてきて、部屋に足を踏み入れた。
He was dressed all in fur.
彼は全身、毛皮をまとっていた。
His clothes were covered with ashes and soot from the chimney.
彼の服は、煙突の灰とすすで覆われていた。
On his back was a pack like a peddlers pack.
背中には、行商人の荷物のような荷物があった。
There were toys in it.
その中にはおもちゃがあった。
His mouth was little, like a bow, and his beard was very white.
彼の口は小さく、蝶ネクタイのようであり、顎鬚(あごひげ)は真っ白であった。
Between his teeth was a stumpy pipe.
歯の間には太くて短いパイプがあった。
The smoke from the pipe encircled his head in a wreath.
パイプからの煙は、花の冠の形で彼の頭のところで円を描いた。
He laughed and his belly shook.
彼は笑い、お腹が揺れた。
It shook like a bowl of red jelly.
それ[=彼のお腹]はボールいっぱいの赤いゼリーように揺れた。
I laughed.
私は笑った。
He winked his eye, then he gave a twist to his head.
彼は片目をつむり、それから自分の頭へと捩(ねじ)れを与えた。
彼はウィンクして、それから首を傾(かし)げた。
He didnt say anything.
彼は何も言わなかった。
170A
He turned to the chimney and filled the stockings and turned away from the chimney.
彼は煙突のほうへ向き、長靴下に(おもちゃを)詰め、煙突から顔を向けた。
(Laying his finger aside his nose,) he gave a nod.
指を鼻の横に置きながら、彼は頷(うなづ)いた。
鼻の横に指を当てながら、彼は頷いた。
Then he went up the chimney.
それから彼[=セント=ニコラス]は煙突をのぼった。
I went to the chimney and looked up.
私は煙突のところに行き、そして(暖炉の中から煙突の上を)見上げた。
I saw him get into his sleigh.
私はセント=ニコラスが橇(そり)に乗り込むのを目にした。
He whistled at his team and the team flew away.
彼は6頭のトナカイに向かって口笛をふき、そしてトナカイたちは飛び去った。
The team flew as lightly as thistledown.
6頭のトナカイは、薊(あざみ)の綿毛と同じくらい軽やかに飛んだ。
The driver called out, Merry Christmas and good night.
御者が叫んだ「メリークリスマス、それからおやすみ」
I went back to bed.
私はベッドに戻った。
170B
What was it? asked mamma. Saint Nicholas?
「なんだったの?」とお母さんが訊ねた。「セント=ニコラスだったの?」
She smiled.
お母さんはほほえんだ。
170C
Yeah, I said.
「そうだよ」と私は言った。
170D
She sighed and turned in the bed.
お母さんは溜息(ためいき)をつき、ベッドの中で寝返りを打った。
170E
I saw him, I said.
「彼を目にしたよ」と私は言った。
170F
Sure.
「そうね」
170G
I did see him, I said.
「本当に見たんだよ」と私は言った。
170H
Sure you saw him.
「きっと、見たのよ」
She turned farther toward the wall.
お母さんは壁に向かってなおも寝返りを打った。
170I
Father, said the children.
「お父さん」と子どもたちが言った。
170J
There you go, mamma said. You and your flying reindeer.
「ほらね、あなたの出番よ」とお母さんが言った。「あなたと空飛ぶトナカイよ」
170K
Go to sleep, I said.
「寝なさい」と私は言った。
171A
Can we see Saint Nicholas (when he comes)? the children asked.
セント=ニコラスがやって来たら、逢えるかな」と子どもたちが訊ねた。
171B
You got to be asleep, I said. You got to be asleep (when he comes). You cant see him (unless youre unconscious).
眠っていなくちゃ駄目だよ」と私は言った。「セント=ニコラスがやって来たときに、眠っていなくちゃ駄目なんだ。意識を失っていなければ、彼には逢えないよ」
171C
Father knows, mamma said.
「お父さんにはわかっているのよ」とお母さんが言った。
171D
I pulled the covers over my mouth.
私は口を覆うように(寝具用の)上掛けを引っぱった。
It was warm under the covers.
上掛けのところは温かかった。
(As I went to sleep) I wondered [if mamma was right].
眠りに落ちるときに、)[お母さん(の言ったこと)は正しいのかなと私は思った。

自分の写真

和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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