掃除機496方式(英語名:HAL496 Systems)による英語などの学習方法を提唱するブログです。英文に関して、解説・対訳などの掲載を中心としています。訳し方は、そのときの状況によるので、直訳っぽいのもあったりします。転載及び2次使用可。(C) no rights reserved / aucun droits réservés / keine Rechte vorbehalten / 著作権全面放棄

10.23.2012

Sugar on Your Table対訳


Sugar on Your Table
食卓の上の砂糖
1.1
Many people suggest [that you should eat something sweet (when your brain is tired)].
脳が疲れているとき、なにか甘いものを食べるべきであると多くの人々は提唱する。
This is (because sugar is the energy source of the brain).
これは、砂糖が脳のエネルギー源だからである。
Sugar makes you feel energized.
砂糖はあなたにエネルギーを与えられたと感じさせる。
→砂糖を摂(と)るとエネルギーが出てくると感じる。
In factsugar from food is absorbed into the body and enters the bloodstream just ten seconds (after it is eaten)quickly giving energy to the brain.
事実、食品からの砂糖は身体へと吸収され、それが食べられた後、たったの10秒で血流に入り、すばやく脳にエネルギーを与える。
1.2
Sugar as an Energy Source
エネルギー源としての砂糖
When do we get energy from sugar?
いつ、われわれは砂糖からエネルギーを摂取するのであろうか?
Sugar is made from glucose{which becomes the energy source of the brain}.
砂糖はブドウ糖[orグルコース]からできているのだが、ブドウ糖[orグルコース]は脳のエネルギー源になる。
We can also get glucose by eating foods {high in carbohydrates}such as rice and bread.
たとえば、米やパンのような、炭水化物を多く含む食品を食べることによっても、われわれはグルコースを摂取することができる。
(Since sugar has very simple chemical structure,) it is easily turned into glucose {compared with rice and bread}and it is quickly absorbed into the body.
砂糖はたいへん単純な化学構造をしているので、米やパンと較べて、それ[=砂糖]はブドウ糖[orグルコース]へとたやすく変えられ、しかも、それ[=ブドウ糖[orグルコース]]は身体にすばやく吸収される。
1.3
Sugar is an important ingredient to make cakes and cookiesbut it is not just used to make things sweet.
砂糖はケーキやクッキーを作るための重要な材料であるが、しかし、それはものを甘くするためだけに用いられるだけではない。
Sugar also helps to keep food from going badso sweets and foods {that have a lot of sugar in them} become preserved and last a long time.
砂糖はまた、食品が腐ることから防ぐのに役に立ち、だから、(その中に)たくさんの砂糖を含む甘いお菓子や食品は保存された状態になり、長期間、持ちこたえる。
Interestingly(when you heat up sugar in a pan,) it turns into a brown substance {called caramel{which has long been used as a safe and natural food coloring in soy saucesoft drinksand other food products}}.
興味深いことに、鍋の中で砂糖に熱を加えると、それ[=砂糖]はカラメルと呼ばれる褐色の物質に変わるのであるが、カラメルは醬油や清涼飲料水やほかの食品生産物で安全で天然の食品着色料として長く用いられてきている。
1.4
(As you can see,) sugar has a variety of uses.
おわかりのように、砂糖にはさまざまな用途がある。
Today you can find sugar in any store quite easilybut actuallyit took a long time for sugar to become widely available.
今日、みなさんはきわめて簡単にどんな店ででも砂糖を見つけることができるのであるが、しかし、実際には、砂糖が広範囲にわたって入手可能になるには長い時間がかかった。
2.1
Sugar as a food product mainly comes from sugar cane.
食品生産物としての砂糖は、主に、砂糖黍(さとうきび)に由来する[→砂糖黍から作られる]。
This plant 1is native to the islands of the South Pacific and 2is thought to have spread all over the world through India.
この植物[=砂糖黍]は南太平洋の島々の原産であり、インドを通じて世界中に広まったと考えられている。
2.2
In Europehoney had been used as a sweetener (before sugar was introduced).
ヨーロッパでは、砂糖が紹介される前には、蜂蜜が甘味料として用いられていた。
It is said [that the first time {o sugar became known to Europeans} was in the 4th century B.C.{when the army of Alexander the Great brought sugar to Greece from India}].
直訳:砂糖がヨーロッパ人に知られるようになった最初は、紀元前4世紀のことであるが、紀元前4世紀はアレクサンダー大王の軍隊が砂糖をインドからギリシアに持ち込んだときであると言われる。
→ヨーロッパ人が初めて砂糖を知ったのは紀元前4世紀で、そのとき、アレクサンダー大王の軍隊が砂糖をインドからギリシアに持ち込んだとされる。
(Seeing sugar cane there for the first time,) the Greek soldiers cried with joy, "A reed of honey without any bees!"
そこ[=インド]で初めて砂糖黍を見て、ギリシアの兵士たちは喜びのあまり声を上げた、「蜂がまったくいない蜂蜜の葦(あし)だ!」と。
2.3
Sugar and World History
砂糖と世界史
During their conquests {beginning in the 7th century A.D.}Muslims carried sugar cane with them (as they advanced throughout the Mediterranean Sea{eventually reaching Spain around 715 A.D.})
7世紀に始まった彼ら[=ムスリム;男性イスラム教徒]の征服の間、彼ら[=ムスリム;男性イスラム教徒]が地中海のあちこちを前進し、遂には715年にスペインに到達するにつれて、ムスリムは砂糖黍を運んだ。
In the 11th centuryChristian armies fought against the Muslims in a series of wars {called the Crusades}.
11世紀に、キリスト教徒の軍隊が、十字軍と呼ばれる一連の戦争において、イスラム教徒を相手に闘った。
The Christian soldiers{called Crusaders,} are believed to have been the first people from Europe to start planting sugar cane for sugar consumption.
キリスト教徒の兵士たちは、十字軍兵士と呼ばれていたのであるが、彼らは砂糖の消費に対して砂糖黍を栽培し始めたヨーロッパ出身の最初の人々であったと考えられている。
2.4
In the 16th century{when it started to spread among people in Europe,sugar was used as medicine as well as a sweetener.
16世紀には、それ[=砂糖黍]がヨーロッパの人々の間で広まり始めたのであるが、その16世紀に、砂糖は甘味料と同様に、医薬品として用いられた。
It was recognized as "cure-all," and doctors gave "prescriptionsof sugar to their patients {who were feeling physically weak}.
それは「万能薬」として認識されており、肉体的に弱っていると感じている患者に、医師は砂糖の「処方箋」を与えたのである。
Actuallyin many developing countriessugar is still being used to treat children {who have diarrhea}.
実際、多くの発展途上国では、下痢にかかっている子どもたちを治療するために、砂糖は今でも用いられている。
2.5
There was another interesting use of sugar in historyas ornamental decoration.
歴史上、もうひとつの砂糖に関する興味深い使用法がある。すなわち、装飾用の飾りつけ[→室内装飾品]である。
In the Middle Agessugar was extremely expensive.
中世では、砂糖はきわめて高価なものであった。
Ornamental decorations {made of large amounts of sugar} therefore showed the great wealth or power of certain people.
大量の砂糖で作られた装飾用の飾りつけ[→室内装飾品]は、それゆえ、特定の人々の卓越した富または権力を示した。
3.1
Sugar took on a new role in the 15th century.
砂糖は15世紀に新しい役割を引き受けた。
During this periodseveral major European countries set up colonies in 1Central and 2South America.
この期間に、いくつかの主要なヨーロッパ諸国は中央アメリカと南アメリカ[=中南米]で植民地を建設した。
(As sugar cane can only be grown in the 1tropical and 2subtropical areas of the world,) these areas ― including the warm islands of the Caribbean ― were suited for the cultivation of sugar cane.
砂糖黍は世界の中の熱帯ならびに亜熱帯でのみ育てられうるので、こうした地域――カリブ海の暖かい島々を含む――は砂糖黍の栽培に適していた。
3.2
The Italian-born mariner Columbus carried sugar cane from Europe with him on his voyages to the Caribbean.
イタリア生まれの船乗りコロンブスはカリブ海への航海で、砂糖黍をヨーロッパから運んだ。
After the time of Columbusplantations began to be built on the islands of Caribbeanas well as in 1Brazil and 2other lands.
コロンブスの時代の後、ブラジルやほかの国々とともに、カリブ海の島々でも、プランテーションが建設され始めた。
Large numbers of workers were needed to produce sugar in mass quantities.
大量に砂糖を生産するために、大勢の労働者が必要とされた。
Unfortunatelythe growing demand for sugar accelerated the spread of black slavery in this part of the world.
不幸なことに、砂糖に対する増えつつある需要は、世界のうちのこの地域での黒人奴隷制度の拡大を加速した。
→意訳:不幸なことに、砂糖の需要が増えてつつあったせいで、世界のうちのこの地域の黒人奴隷制度の拡散が加速してしまった。
Tens of millions of black people from Africa were sent to these islands and made to work on sugar plantations as slaves.
アフリカ出身の数千万人の黒人がこれらの島々に送られ、奴隷として砂糖のプランテーションで働かされた。
This is [why so many people of African descent live on these islands today].
これが、きわめて多くのアフリカ系の人々が今日(こんにち)、これらの島々に住んでいる理由である。
3.3
The Triangle Trade
三角貿易
The 18th century saw the beginning of a notorious period in human history.
18世紀は、人類の歴史における悪名高き時代の始まりを目撃した。
Ships {filled with goods} 1left European ports and 2headed for Africa.
商品でいっぱいにされた船舶がヨーロッパの港を出発し、アフリカに向かって進んだ。
Therethese goods would be exchanged for black people {who were forced into slavery}.
そこで、これらの商品は、無理やりに奴隷の身分にされた黒人と交換されたものであった。
(Tightly packed into ships,) slaves were shipped from Africa across the Atlantic to the Americas to be sold to plantation owners.
船の中へと隙間(すきま)なく詰め込まれ、奴隷たちは、プランテーションの所有者たちに売られるために、アフリカから大西洋を横切って南北アメリカへと送られた。
→別訳:船の中へと隙間(すきま)なく詰め込まれ、奴隷たちはアフリカから大西洋を横切って南北アメリカへと送られ、プランテーションの所有者たちに売られた。
And rum or sugar {produced by slaves} was exported to Europe from the Americas.
そして、奴隷たちによって生産されたラム酒あるいは砂糖が南北アメリカからヨーロッパへ輸出された。
This became known as the "Triangle Trade(because the three points of the trade route formed a triangle).
このことは「三角貿易」として知られるようになった。なぜなら、貿易の経路の3つの点が三角形を形作っていたからである。
3.4
People's desire for sugar began to change the course of history.
砂糖に対する人々の欲求は歴史の流れを変え始めた。
1It was in 18th century England (that the custom of drinking tea (while socializing) became very popular)and 2people enjoyed the taste of tea with sugar.
社交的に交際する間に喫茶の習慣がたいそう人気のあるのものなったのは18世紀イングランドであったが、人々は砂糖入りのお茶の味わいを楽しんだ。
Consequently1the demand for sugar increased and 2sugar had to be produced in mass quantities.
その結果、砂糖に対する需要は増加し、砂糖は大量に生産されなければならなかった。
3.5
It may be difficult for you to imaginebut there was a time {when slavery was seen as a reasonable system for the mass production of sugar}.
みなさんが想像するのは難しいかもしれないが、しかし、奴隷制度が砂糖の大量生産には道理にかなった体制であると看做(みな)された時代があったのである。
Because of the desire for sugar in one part of the worldpeople from a different part of the world were forced into slavery.
世界のある地域での砂糖に対する欲求のせいで、世界の別の地域の人々が無理やりに奴隷の身分にされたのである。
4.1
Sugar used to be too expensive for most people to getbut mass production made it less expensive.
砂糖は、大半の人々が手に入れるには高価すぎたが、しかし、大量生産がそれ[=砂糖]をそれほど高価ではないものにした。
As a resultsugar turned into a common commodity all over the world.
その結果、砂糖は、世界中で一般的な日用品になった。
Sugar, {which was once used as 1medicine and 2decoration,} became a food product at last.
砂糖は、かつて、医薬品や装飾品として用いられたのであるが、その砂糖は最終的には食品生産物になった。
4.2
Nowadays we take sugar for grantedbut we should remember [that it took a long time for it to become widely available].
現在、われわれは砂糖を当たり前のものとして考えているが、しかし、それ[=砂糖]が広く利用可能なものになるのに長い時間がかかったということをわれわれは忘れないでおくべきである。
Sugar is a kind of living history book.
砂糖は一種の生きている歴史書である。
Through 1it and 2other such commoditieswe have a chance to 1learn about the lives of people in the past and 2understand [why the world has become [what it is today]].
それ[=砂糖]ならびにほかのそのような日用品をつうじて、われわれは過去の人々の生活について学び、なぜ、世界が今日(こんにち)、このようになっているのかを理解する機会をわれわれは持つことができるのである。
We usually use sugar to make things sweetbut it can be used in another wayto understand our society.
われわれはたいてい、ものを甘くするために砂糖を使うが、しかし、それ[=砂糖]は別の方法で使われることも可能である[→使うことができる]。すなわち、われわれの社会を理解するためである。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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