掃除機496方式(英語名:HAL496 Systems)による英語などの学習方法を提唱するブログです。英文に関して、解説・対訳などの掲載を中心としています。訳し方は、そのときの状況によるので、直訳っぽいのもあったりします。転載及び2次使用可。(C) no rights reserved / aucun droits réservés / keine Rechte vorbehalten / 著作権全面放棄

10.05.2012

A Tour of the Brain 対訳


A Tour of the Brain
脳を巡る旅
1.1
Men's and women's brains are different.
男性と女性の脳は違っている。
New researchhoweverchanges some old myths about [who's good at what].
しかしながら、新たな研究は、だれがなにを得意なのかに関する古くからの神話[→俗説]のいくつかを変える。
What is the latest science on the differences between men's and women's aptitudesanyway?
とにもかくにも、男性と女性の適性との間にある違いに関する最新の科学はどんなものであろうか?
Is it true [that men are better at science and math]?
男性は科学と数学に(女性よりも)優れているというのは正しいのだろうか?
Or is it foolish to ask such a question today{when many scientists believe [that 1living environment2motivation and 3opportunity are more important than gender differences}]?
あるいは、今日にあって、そのような質問をすることは馬鹿げているのでろうか? ここでいう今日とは、生活環境・動機づけ・機会が、性差よりも重要であるような時代のことである。
1.2
Thanks to new medical technologyresearchers now can take images of the brain (as it works and grows).
新たな医療技術の結果、今、研究者たちはそれ[=脳]が機能し、成長する際の脳の映像を把(とら)えることができるのである。
Sandra Witelson{who is a well-known researcher on the subject,} says, "In recent yearsthere has been a large increase in the number of studies {that have found differences between men's and women's brains}.  It's very exciting."
サンドラ=ウィテルソンはこの主題に関する著名な研究者であるのだが、その彼女はこう述べている。「近年、男性と女性の脳の間にある違いを発見した研究の数という点で大いなる増加があります。たいへん刺激的です」
→このテーマで著名な研究・サンドラ=ウィテルソンは述べている。「近年、男性と女性の脳の違いを発見した研究論文の数はたいへん増えています。たいへん刺激的です」
1.3
It turns out [that many of those differences don't seem to change our behavior].
こうした違いの多くは、われわれの行動を変えることはないようだということが判明している。
Others do ― in ways {we might not expect}.
ほかの違いは(われわれの行動を)変える――われわれが予想しないようなやり方で。
1.4
(Whatever differences we find | between men's and women's brains,) most scientists agree [that both biology and social conditions play a part in 1behavior as well as 2success in various fields of study].
男性と女性の脳の間にわれわれがどんな違いを発見しようとも、さまざまな研究分野における成功と同様に、生物学と社会的情勢とが行動において(一定の)役割を演じるということにほとんどの科学者は同意している。
2.1
Most studies agrees [that men's brains are about 10% bigger than women's].
男性の情は女性の脳よりもおよそ10%大きいということに、ほとんどの研究は同意している。
But size does not predict intelligence(as was once thought).
しかし、かつてそう考えられたのとは違って、(脳の)寸法は知性を予測することはない。
Men and women perform similarly on intelligence tests.
男性と女性は知能テストで同じような結果を出す。
2.2
We can see differenceshoweverin [how their brains work].
しかしながら、脳がどのように機能するのかという点で、われわれは違いを見て取ることができる。
(When men and women are given a certain tasksuch as 1solving a math problem or 2reading a book,women tend to use various areas of the brain together to complete the task.
たとえば、数学の問題を解くことや、本を読むことのような、一定の作業を男性と女性が与えられると、作業を完成させるために脳のさまざまな領域を一緒に使用する傾向が女性にはある。
On the other handmen tend to use or focus on only one area of the brain according to the particular task.
その一方で、特定の作業に応じて、脳のうちの唯一の領域だけを使ったり、焦点を合わせたりする傾向が男性にはある。
The same pattern occurs (when men and women experience feeling of 1anger or 2sadness).
男性と女性が怒りや悲しみの感情を経験するときに、同じ傾向が生じる。
2.3
Alsowe can find differences in [how men's and women's brains develop].
同様に、男性と女性の脳がどのように成長するのかという点における違いをもわれわれは見出すことができる。
Most areas of the brain mature faster in girls.
脳の大部分の領域は女子において早く成熟する。
Especially the areas for 1spoken language2writing and 3distinguishing faces mature several years earlier in girls.
とりわけ、話しことば・書き方・顔の識別に関する領域は女子において数年早く成熟する。
Certain areas mature faster in boys.
特定の領域は男子において早く成熟する。
In particularthe areas for 1mechanical reasoning2visual targeting and 3spatial reasoning seem to mature four to eight years earlier in boys.
とりわけ、機械的推論・目視による標的設定・空間的推論に関わる領域は男子においては4年から8年早く成熟するようである。
2.4
But after some time(when our brains are fully developed,) certain aptitudes may not be that different between males and females.
しかし、幾許(いくばく)かの時間ののちに、われわれの脳が充分に成長すると、特定の適性は男性と女性との間にはそれほどの違いはないかもしれない。
It just depends on [when you test them].
それは、ただ、あなたがいつ、それら[→特定の適性]をテストするか次第(しだい)である。
3.1
There are still some questionshowever{that need to be answered}.
しかしながら、(それでも)答えられる必要がある問いが依然としていくつかある。
For examplewhy are boys and menon averagebetter at turning 3-D objects in their minds?
たとえば、平均では、男子や男性は頭の中で3-Dの対象[→立体]を回転させることが(女子や女性よりも)得意なのであろうか。
As for girls and womenhow do we explain [why they tend to have better 1language and 2social skills]?
女子や女性に関しては、なぜ、彼女たちには(男子や男性よりも)よい言語スキルと社交スキルがある傾向にあるのかを、どのようにしてわれわれは説明するのであろうか?
or女子や女性に関しては、彼女たちに(男子や男性よりも)よい言語スキルと社交スキルとが備わっている傾向にある理由をわれわれはどのように説明するのであろうか?
The most surprising differences may be outside the brain.
最も驚くべき違いは、脳の外側にあるかもしれない。
3.2
"(If you have a man and a woman {looking at the same landscape},) they see totally different things," says Leonard Saxa physician and psychologist.
もしも、あなたに、同じ景色を眺めている男性と女性とがいるとするならば、彼らはまったく異なるものを見て取る」と、医師でありかつ心理学者であるレオナルド=サックスは述べている。
→もしも、男性と女性とが同じ景色を眺めている場合、……。
"Women can see colors and textures {that men cannot see |}.
「女性は、男性が見て取ることができない色彩と質感とを見て取ることができる。
They hear things {o men cannot hear |}and they smell things {o men cannot smell |}."
彼女たちは、男性が聴き取ることができないものを聴き取り、さらに、彼女たちは、男性が嗅ぎ分けることができないものを嗅ぎ分ける」
The 1eyes2earsand 3noses, {which are doorways to the brain,} affect brain development from birth on.
目と耳と鼻は、脳への玄関であるが、その目と耳と鼻は、誕生以来、脳の成長に影響を与える。
But Sax says [o this does not mean [o women are better than men at perception]].
しかし、このことは、知覚において女性は男性よりも優れているということを意味するものではないと、サックスは述べている。
It just means [o our species is diverse on a practical levelmaking it more likely to survive].
そのこと[=女性の感覚器官が男性のものより優れていること]は、ただ、われわれの種[=人類]は、実用的な水準で、多様性があり、それ[=人類という種]が生存しやすくしているということを意味するにすぎない。
"The female will remember the 1color and 2texture of a particular plant and be able to warn people (if it's poisonous).
「女性はある特定の植物の色彩と質感とを記憶し、もしもそれが毒のあるものであるならば、人々に警告することができるだろう。
A man will be more alert to [what is moving in the area]," he says.
男性は、その範囲で動いているものに対して(女性よりも)警戒する」と彼は述べている。
"Which is better?  You need both."
「どちらがよいのだろうか? あなたは両方を必要とする」
4.1
In the early 1990sSax evaluated boys {suffering from ADHD} and found [thatindeedthey were not paying attention in school].
1990年代の初めに、サックスはADHDに苦しむ少年たちを診断し、実際に、彼らは学校で注意を払っていないということに気づいた。
→1990年代初頭に、サックスはADHD(注意欠陥多動症)に苦しむ少年たちを診断し、実際、彼らは授業中に注意散漫であるということを発見した。
But (the more he studied brain differences,) the more he became convinced [that the problem was with the schools].
しかし、彼が脳の違いを研究すればするほど、ますます、問題は学校にあると彼は確信するようになった。
Sometimes the solution was simple.
ときには、解決法は単純であった。
He moved some of the boys{whose hearing was not as good as the girls',} to one of the front desks.
男子のうちのいく人かは聴き取り能力が女子ほどもよくはなかったのであるが、そうしたいく人かの男子を、彼[=サックス]は前列の机のうちのひとつに移動させた。
Other timesthe solution was more difficult.
ほかの場合には、解決法はいっそう難しいものであった。
4.2
"Previouslythought [that single-sex education was old-fashioned]," he says.
以前は、一方の性別のための[=男女別学]教育は時代遅れであると私は考えていた」と彼は言っている。
But coed schools do more harm than goodhe decided(when they teach boys and girls (as if their brains mature at the same time)).
しかし、それら[=共学校]が、彼らの脳[=男子の脳と女子の脳]が同時に成熟するかのように、男子と女子とを教えるときに、共学校は利益よりもより多くの害悪をもたらすと彼は判断した。
→しかし、まるで男子と女子の脳が同じように成熟するかのように男子生徒と女子生徒とを教育する場合、共学校は百害あって一利なしであると彼は判断した。
"(Whenever you ask children to do something {not appropriate for their age and gender},they will either fail or come to dislike the subject," he says.
「あなたが、彼ら[=子どもたち]の年齢ならびに性別にとって適切ではないことをすることを子どもたちに求めるときはいつでも、彼ら[=子どもたち]は、失敗するか、あるいは、その科目を嫌いになるかである」と彼は述べている。
"By age 12you will have girls {who don't like science} and boys {who don't like reading}.
12歳までに、あなたには科学[or理科]が好きではない女子(生徒)と、読書が好きではない男子(生徒)がいることになるであろう。
→「12歳になるまでに、科学嫌いの女子生徒と読書嫌いの男子生徒ができあがるだろう。
(If it turns out [that Staking into account sex differences in education is helpful])there are certainly many ways to carry it out."
教育において性差を考慮に入れることは有益であるということが判明したならば、それ[=性差を考慮に入れること]を実行するための方法が確かに多くある」
4.3
"It's much better," says Sandra Witeson, "for people to 1understand [what the differences are]2act on their strong points and 3be aware of their weak points."
サンドラ=ティテソンはこう述べている。「人々がそうした違い[=性差]がどんなものであるかを理解し、自分の強みに基づいて行動し、弱点を意識することは、ずっとよいことである」
5.1
(As research has shown,) the area of the brain {used for mechanical reasoning} appears to mature earlier in boys.
研究が示しているように、機械的な推論に用いられる脳の領域は男子の場合、早く成熟するようである。
Thereforegenerally speakingyoung girls may have a disadvantage in learning 1science or 2mathematics in their younger days.
したがって、一般的に言えば、若い時期に科学[=理科]あるいは数学を学ぶ場合、若い女子には不利な点があるかもしれない。
5.2
But there is a lot of evidence [that (whenever young women are motivated and encouraged,) they become quite good at science].
しかし、若い女性が動機づけられ、励まされるときはいつでも、彼女たちは科学がたいそう得意になるという証拠が多くある。
Todayin Iceland and Swedengirls perform better than boys in 1math and 2science.
今日、アイスランドとスウェーデンでは、数学と科学[=理科]において女子は男子よりも上手に成し遂げる[=成績がよい]。
In Sweden the gap is widest in the distant region in the north.
スウェーデンでは、北部の(首都から)遠く離れた地域で、(学力)格差は最大である。
"That may be [because women want to move to the big cities {farther south}{where they would need to compete for high-tech jobs}]," says a Danish professor.
「女性はずっと南にある大都市に移住したいと思っているからであろう。そこ[=ずっと南にある大都市]では、彼女たちは先端技術の職を得るために競争しなければならないだろう」とデンマークの教授は述べている。
"Men are focused on local 1hunting, 2fishing and 3forestry opportunities."
「男性は地元での狩猟や漁業や林業への(就業)機会に集中するのである」
5.3
How can we explain a survey {that found eighth-grade girls performing better than boys in math in 22 countrieswith boys outscoring girls in only three nations}?
8年生[=中学2年生]の女子は22か国で数学で男子よりもよい成績を修めており、男子はわずか3か国でのみ女子よりもよい成績を修めているということを見つけた調査結果をわれわれはどのように説明することができるのであろうか?
→中学2年生では、わずか3か国でのみ男子が女子の成績を上回ったにすぎない一方で、22か国では女子は男子の成績を上回ったという調査結果はどのように説明できるのであろうか?
The answer may be difficult to findbut as one teacher in Iceland puts it, "There may be differences between the gendersbut by far S[what's most important] is motivationnot aptitude."
解答は見出すのは難しいだろうが、しかし、アイスランドの教師が述べるように「性別の間の違い[=性差]は存在するだろうが、しかし、はるかに[→間違いなく]、最も重要であることは、動機づけであって、適性ではない」ということである。
It may also be about 1expectations2encouragementand above all3individual effort.
それ[=は最も重要なこと]はまた、期待や励み、それから、なによりも、個人の努力に関わるものである。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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