掃除機496方式(英語名:HAL496 Systems)による英語などの学習方法を提唱するブログです。英文に関して、解説・対訳などの掲載を中心としています。訳し方は、そのときの状況によるので、直訳っぽいのもあったりします。転載及び2次使用可。(C) no rights reserved / aucun droits réservés / keine Rechte vorbehalten / 著作権全面放棄

5.31.2008

You Can Change The World 対訳

You Can Change The World

1.1

Hello, I’m Severn Suzuki.

こんにちは、私はセヴァン=スズキです。

I’m speaking for ECO, the Environmental Children’s Organization.

私はECOすなわち子ども環境協会を代弁しています。

We’re a group of twelve- and thirteen-year-olds from Canada.

私たちはカナダ出身の12歳・13歳の子どもからなる集団です。

We raised all the money, and traveled six thousand miles to come here.

私たちはすべての資金を調達し、6000マイルを旅してこちらに来ました。

I want to speak to you frankly in my speech today.

私は、今日、私の演説で率直にみなさんにお話をしたいと思います。

I am here to speak for the children around the world and for all future generations.

私は世界のあちこちにいる子どもたちとすべての未来の世代を代弁するためにこちらにいます。

We want to give you adults a message: You must change your ways.

私たちは大人たちのみなさんにあるメッセージを伝えたいと思っています。つまり、みなさんは自分たちのやり方を変えなければならない(というメッセージです)。

1.2

I am also here to speak for wild animals across this planet.

私はまた、この惑星のいたるところの野生動物を代弁するためにもこちらにいます。

They are dying because we are pushing them from their homes.

それら[=野生動物たち]は死に瀕しています。なぜなら私たちがそれら[=野生動物たち]の生息地からそれらを追い立てているからです。

A few years ago I enjoyed fishing with my dad in Vancouver, but now we see a lot of diseased fish.

数年前、ヴァンクーバーで父と一緒に釣りをして楽しみましたが、しかし、今、私たちは病気にかからされた[→病気になった]魚を目にします。

Animals and plants are becoming extinct every day.

動物や植物[→動植物]は毎日、絶滅しつつあるのです。

2.1

I dream of seeing great numbers of 1wild animals, 2jungles and 3rain forests, but will my children be able to have the same dream?

私は、数多くの野生動物や密林や雨林を目にすることを夢見ていますが、しかし、私の子どもたちは同じ夢を抱くことができるでしょうか?

Did you have to worry about that (when you were my age)?

みなさんが私の年齢だったときにそのことについて心配する必要があったでしょうか?

Environmental destruction is happening before our eyes and yet we think [o we still have time to find the answers to the problems].

環境破壊は私たちの目の前で起こりつつあり、それなのに、私たちは今でもその問題に対する答えを見出す時間があると私たちは考えています。

2.2

How can we fix the ozone holes?

どのようにして私たちはオゾン=ホールを元の状態にすることができるのでしょうか?

How can we bring salmon back to the dead rivers?

どのようにして私たちは生命のない川に鮭を連れ戻すことができるのでしょうか?

Some beautiful forests are now deserts.

いくつかの美しい森林は今、砂漠です。

(If you can’t fix it,) please stop breaking it!

もしもみなさんがそれを元に戻すことができないのであれば、どうか、それを破壊するのをやめてください!

2.3

Here you may be delegates of your countries.

さあ、みなさんは自分の国の代表であるかもしれません。

But really you are mothers and fathers, sisters and brothers.

しかし、実際に、みなさんは母であり、父であり、姉妹であり、兄弟であるのです。

And each of you is someone’s child as well.

しかも、みなさんのひとりひとりはだれかの子どもでもあります。

We are part of a large family, five billion of us.

私たちは、(私たちからなる)50億人という大きな家族の一部なのです。

We 1are all in this boat and 2should work together toward one goal.

私たちはみな、まったくもって同じ船にいて[→同じ境遇にありor運命共同体であり]、ひとつの目標に向かって一緒に取り組むべきなのです。

3.1

In my country we make so much waste.

私の国では、私たちはとても多くの廃棄物を生み出しています。

Day after day, we buy and throw away.

来る日も来る日も、私たちは買い物をして、捨て去ります。

And yet the richer countries will not share with the poorer countries.

それなのに、豊かな国々は貧しい国々と分け合おうとしません。

(Even when we have more than enough,) we are afraid of losing our wealth.

充分よりも多くのもの[→充分以上のもの]を所有しているときでさえ、私たちは自分の富を失うことを怖れています。

I know [o if all the money for war is spent on 1ending poverty and 2finding environmental answers, our earth will be a wonderful place].

もしも戦争のためのすべての資金が貧困を終結させることと環境に関する解答を見つけることに費やされるならば、私たちの地球は素晴らしい場所になるだろうということを私にはわかっています。

3.2

Your choices are making our future.

みなさんの選択は私たちの未来を作りつつあるのです。

Parents should be able to make their children more comfortable by saying, We’re doing our best.

親というものは、「私たちは最善を尽くしています」と言うことによって、自分の子どもたちを、より気分よくすることができるべきです。

But I don’t think [o you can say that to us anymore].

しかし、みなさんは私たちにこれ以上、そのことを口にすることができると私は思っていません。

Sometimes (when I see the world around me,) I feel like crying.

ときおり、自分の周囲の世界を目にするとき、私は泣き出したい気分です。

You adults say [that you love us].

みなさん大人は、私はきみたちを大切に思っていると口にします。

Your actions should reflect your words.

みなさんの行動は、自分のことばを反映しなければなりません。

3.3

Thank you for listening.

ご清聴、ありがとう。



5.30.2008

Unique Sports 対訳

Unique Sports

ユニークなスポーツ

1.1

Kabaddi

カバディ

Two teams are facing each other on the field.

2つのチームがコート上で向かい合っている。

One team sends out a player, “a raider,” to the opposing side.

一方のチームが「レイター」という選手を敵陣に送り出す。

1.2

The raider runs after the opposing players.

レイダーは相手チームの選手たちを追いかける。

His aim is to 1touch as many opposing players as he can and 2return to his side in one breath.

彼の目的は、1度の呼吸で、できるかぎり多くの相手選手に触れて、自陣に戻ることである。

He keeps shouting “Kabaddi, kabaddi” to show [that he has not taken a breath yet].

自分はまだ呼吸をしていないということがわかるようにするため、「カバディ、カバディ」と叫び続ける。

After the raider returns, the touched players aredead.”

レイダーが戻った後、触れられた選手は「死んでいる[=アウトである]」。

Among the opposing players, however, arestoppers.”

しかしながら、相手チームの選手たちの中には、「ストッパーがいる。

They try to catch the raider.

彼らはレイダーを捕まえようとする。

If they do so, the raider is dead.

もしも彼らがそうするならば、レイダーは死んでいる[=アウトである]。

1.3

Over 4,000 years ago in South Asia some people enjoyed a dangerous game.

4000年以上も昔に、南アジアでは、危険なゲームを楽しむ人々がいた。

They caught wild animals without any weapons.

彼らはどんな武器も使わないで、猛獣を捕まえた。

Later this game became the safer sport, kabaddi.

のちに、このゲームはより安全なスポーツ、カバディになった。

Kabaddi is a game of 1 speed, 2 strength, 3 strategy, and 4 the power of lungs.

カバディは、速度と力強さと戦略と肺の能力から成り立つゲームである。
2.1

Capoeira

カポエイラ

Ten people are standing in a circle.

人々が輪になって立っている。

Some of them are playing Brazilian musical instruments, and others are 1 singing and 2 clapping their hands.

彼らの中にはブラジルの楽器を演奏している者がおり、唄ったり手を叩いたりしている者もいる。

In the middle of the circle are two men.

円の中心には2人の男性がいる。

They are dancing to the music.

彼らは音楽にあわせて踊っている。

Suddenly one kicks at the other’s head, but he bends low, then jumps up high and kicks back.

突然、ひとりがもう一方の男性の頭をめがけて蹴るが、しかし、身体を低く曲げ、それから、高く跳び上がり、蹴り返す。

Are they dancing or fighting?

彼らは踊っているのであろうか、それとも闘っているのであろうか?

2.2

They have been practicing capoeira a traditional Brazilian martial art.

彼らはカポエイラ――伝統的なブラジルの武術――を練習しているのである。

From the sixteenth until the nineteenth century, Portuguese slave traders caught people in the west part of Africa.

16世紀から19世紀まで、ポルトガル人の奴隷商人はアフリカの西部で人を捕まえた。

They took about three million slaves to the New World and sold them to large farms in 1 Brazil and 2 other places.

彼らは新世界におよそ300万人ほどを連れて行き、ブラジルやほかの地域にある大規模農場に奴隷たちを売り払った。

2.3

Some of their owners treated them badly.

奴隷の所有者たちの中には、奴隷たちを不当に扱った者もいた。

Because of this, the slaves made a new type of self-defense, capoeira.

このせいで、奴隷たちは新しい種類の護身術、カポエイラを考案した。

They disguised their training as a type of dance party.

彼らは自分たちの行なう訓練を一種の踊りのための集まりとして偽装した。

Capoeira is an exciting mix of 1 martial arts, 2 dance, and 3 music.

直訳:カポエイラは武術と踊りと音楽とから成る興奮する混合物である。

カポエイラは武術と踊りと音楽とを混ぜたわくわくするものである。

3.1

Yukigassen

雪合戦

In winter, few tourists visited Sobetsu, a small town in Hokkaido.

冬の間、壮瞥という北海道にある小さな町を訪れる人はほとんどいない。

In 1987, a group of young people started theAction Committee.”

1987年、若者のグループが「アイディア検討会」を開始した。

They wanted to make the snowy winter season more lively.

彼らは雪の多い季節をもっと活発にしたいと想っていた。

After weeks of discussions, they still had no answer.

数週間にわたる議論の後になっても、彼らにはまだ答えがなかった[→見つからなかっ]。

Then one day in December, one member was looking out the window.

その後、12月のある日、ひとりの参加者が窓から外を見ていた。

Look! Some tourists are playing in the snow. They are from Southeast Asia and have never seen snow before.”

「ごらん! 雪の中で遊んでいる観光客がいるよ。東南アジアから来ている人たちで、これまでに雪を見たことなかったんだ」

An idea came to him.

ひとつのアイディアが彼の心に浮かんだ。

Sobetsu will create a new winter sport!”

「壮瞥町が新しい冬のスポーツを創り出すんだ!」

In February 1989, the first international yukigassen championship took place in Sobetsu.

19892月、第1回昭和新山国際雪合戦選手権が壮瞥町で開催された。

3.2

The rules are simple.

ルールは簡単である。

One team tries to 1 hit the opposing players with snowballs and 2 capture their flag.

一方のチームは雪玉で相手の選手に命中させ、相手の旗を捕らえようとする。

Also, Sobetsu people have invented a snowball maker.

また、壮瞥町の人々は雪球製造器を発明した。

It looks like a takoyaki-ki.

それはたこ焼き器のようである。

3.3

Yukigassen has become a world sport.

雪合戦は世界的なスポーツになっている。

The European Championship is held in Finland every year.

ヨーロッパ選手権が毎年、フィンランドで開催されている。

In Hokkaido in 2003, S about 200 teams from around the country and abroad took part in the 15th International Yukigassen.

2003年、北海道で、国内のあちこちからと、ならびに外国からおよそ200チームが第15回昭和新山国際雪合戦に参加した。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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